ナッシュの奸計

エルクを人類が制圧した。wingの情報工作員ナッシュはガダルカナル島で、エルクが日本軍の小林大佐を抹殺した後、エルクが「私はかつて2回封印された。一番はじめには···」と言いかけたところ、ナッシュはすかさず「mioですね」と口を挟んだ。


エルクは「そうだ。2回目は人類に負けたのだよ」


ナッシュは機嫌をとる。「そんな、あなた様が···神なのに、たかが‘人間’に?」


「娘を人質にとられてね。孕まされた」


「だがね。それはこの次元で起こったことなのだ」エルクは続ける。


「三尾の本当の術、それは次元、パラレルワールドを行き来できることなのだよ。この地、ガダルカナル島をなくした日本は、負ける。三尾は娘になにもおこらなかった次元を、時をわたしに与えた。それは嬉しかった。それと同時に、全ての神としての(格)で私は負けたのだ」






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