呪狼

大天使エルクは、にやりと耳人形と三尾をみると黒い翼の生えた狼になった。


ウオォーーーーン


と吠えると、エルクの体の周りをたくさんのどくろが囲む。


耳人形は、2枚の札をそれぞれ左と右と護守霊を立てた。


三尾は、第3の目を開いた。

「来るぞ!!」

「分かっている!」


エルクの無数のどくろたちが、黒い霧を2人に吹きかけてきた。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る