第18話 公園で

高橋がうちの家まで送ってくれる。

「高橋、今日の夜、出て来れる?」

「今日?出れるよ」

「じゃあ、19時にさっきの公園集合しよ?」

「公園?何すんの?」

「……高橋の家でした事の続き」

「へ?……え?マジ?」

「マジ」

「外やで?いいん?」

「うん。えりちゃんに取られたくないし」

「お前ヤキモチ妬いてる?」

「そりゃ妬くやろ!今日だって何なん?」

「怖いんじゃなかったん?」

「めちゃめちゃ怖いよ!でも高橋に嫌われる方が怖いから。

じゃあまた後でね!」

帰ろうとしたらキスされる。

「後で!」


シャワー浴びて、1番可愛い下着と服に着替えて、ご飯を食べる。何するのもうわの空。

ウォークマンで椎名林檎の幸福論を聞きながら自転車で公園へと向かう。



公園に着いたら、高橋の自転車がある。

約束の10分前。

「高橋、早いね!」

「家おってもソワソワするから早くきた。

それ何聞いてるん?」

高橋の隣に座ってイヤホン片方を高橋に渡す。

高橋が耳に入れたら幸福論まで戻す。

「こんな気持ちって事?」

「うん、近いかな?」


イヤホン外してキスをする。舌が絡まる。

どこで息すれば良いのか、酸欠になりそうになる。

高橋が胸を触る。

服の中に手を入れて触りだすんやけど高橋の手が冷たくてビクってする。

「ごめん、手冷たい?」

「冷たくてびっくりした」

ブラジャー外そうとするんやけど外れない。

「これ、片手で外せるようになるらいよ?先輩が練習しろよって言ってたけど、ムズイんやけど」

自分で後ろに手を回して外す。

服を捲り上げて触って揉んで。

高橋が乳首を舐める。ゾクゾクして「ん…」とか「はぁ…」とか声が出る。

気持ちよくて目がトロンとする。

高橋の手が下に伸びてくる。

パンツの中に手を入れられる。

割れ目を指で触る。

「めちゃヌルヌル。ここ?」

入り口の所で少し指が入ってる。頷きながら「そこ」って答えたら高橋の指がにゅるって入ってくる。

「ふぁ…」って変な声出て手に力が入って高橋のトレーナー握りしめる。

高橋が動かす指の動きに合わせて息や声が出る。

「痛くない?」

「うん…。何か変な声出る」

恥ずかしくて手で口元隠す。

スカートはそのままでパンツ片足脱がされる。

奥の方まで指が入ってくる。

ゾクゾク何とも言えない感覚。

ちょっと痛いような気持ちいいような。

高橋がズボンずらす。見てびっくりする。

え?こんなん?これ入るん?

いや、無理じゃない?指より何倍も太いよ?

「高橋、これ入るん?無理じゃない?」

「入ると思うけど…どうすればいいんか俺もよくわからん…とりあえずゴム着けてみるわ」

それを見守る。

で、いざってしてみるけど…

どうやって入れるかがよくわかんなくて2人で試行錯誤してみる。

上手く入らない。

モタモタしてたら高橋のが元気無くなってふにゃーってしてきた。


「…俺らにはハードル高いな…今日はもうできん。はぁー…俺…自信なくなってきた。めっちゃしてみたいのになかなかできん」

「最初は出来んって聞くやん!」

「俺の事、嫌になった?」

「なるわけないやん!あ、でもえりちゃんのは嫌になりそう」

「それは…ごめん。

てゆーかちょっと、勉強してくるから!」









  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る