思い出が止まらない
初めて飲みに行った日は、たくさんどきどきしたな
冷静装ってたけど、好きとか、付き合っては何回も言われたし、
冗談言わないでって、流してたけど
私が強がらなかったら、もしかしたらあったのかな
私とあんたが付き合うこと。
「七瀬さん、俺と付き合うのはないでしょ?」
そう言われたらないよって言うしかないじゃん
いくら酔いが回ってても、全然ありだよって言えなくて、お酒の力借りれなくて
それに、ないことないよって言ってたら、私があんたのこと好きみたいじゃん
私も柄になくたくさん飲んじゃって帰りはちょっと気持ち悪かったな、その後カラオケ入ってお互いべろべろで、
トイレから帰ったらあんたが両手広げて
「七瀬さーん、おいで」
って、
ふざけないでよ、好きじゃないなら、そゆことしないでよ
そう言いつつその両手に収まっちゃう私も私なんだけどね
その後二駅ぶん歩いて帰ってその間もずっと話してて、なんなら手も繋いでて、
思えばあの日を逃したのが私の過ちだったのかな
ひとりごと 凜 @rin0412
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