第12話妹の雑談&情報収集
プッシュ―
「よいしょ」
ゲームをプレイする為の装置から出た
(お腹空いたな~)
ゲーム内ではあまり気づかなかったがお腹が相当空いていた
(今日のご飯は何だっけな)
そんなことを考えながらリビングに行った
「あれ?今日休み?」
「休みだよ~」
リビングに行くと妹がいた
「紅葉、最近アイドル業が忙しいって聞いたけど大丈夫なんか?」
「大丈夫だよマネジャーが死にかけるだけだし」
「可哀そうに」
雑談をしながら、冷蔵庫を開け昼飯を取った
(今日は焼き飯か)
「お兄ちゃんはどうなの?あのゲーム」
「おもろいで」
「どこが面白いの?」
「戦闘」
「面白い人いた?」
「いない、いやいたいた」
「どんなことしてたの?」
「初心者の自分に喧嘩売ってきた30レべの奴」
「どんな言いがかり付けられたん」
「言いがかりって分かるんやな」
「何年も一緒におるからね。家族以外とあんまり喋らないのに問題起こせるわけがない」
「よく分かってるね」
「妹ですから」
「まあ絡まれた理由は八つ当たりやね。的当てで30レべで投擲スキル使った俺が当たらなかったのに、スキルすら使ってないお前が当てれる訳がないって」
「ふーん」
「それで決闘することになってぶっ飛ばした」
「勝ったんだ」
「当たり前、30レべでスキル使って的当ても、できない下手くそやで負けるわけがない」
「そんな下手なのか」
「いつもさんぽぐらいしかしてない自分が当てれたんやで」
「あ~いやでも体が弱いから、運動無理だっただけで運動神経はあると思うけど」
「・・ありそうやな。お兄ちゃんがいるから遺伝子的に運動できるかもな」
「お母さんのおじいちゃんも運動できたし」
「そうだなあ、そや自分友達できたのよゲーム内で」
「出来たん」
「ああ」
「どんなどんな」
「子供4人組多分金持ちかな?」
「なんで金持ちって分かるの?」
「あのVR装置いくらやと思う」
「確か普通の奴で20万」
「高校生なら20万はなんとかできるけど、小学生ぐらいの子供たちじゃ無理や」
「まあ確かにそうか。お兄ちゃんの装置はいくらなの?」
「あれ?100万は超えてると思うよ医療用やし」
「医療用って50万ぐらいじゃないっけ?」
「普通の医療用じゃそうやけどあれは自分専用の奴やから高いの」
「普通の奴じゃダメなの?」
「普通の奴だと自分の脳が出す電波やっけかを処理しきれないらしいよ」
「そうなんだ。お兄ちゃんの脳の回転の速さゲームで使えそうだね」
「体が追いつくから使えると思うよ」
「私もやろうかな。そのゲーム」
「いいと思うけどやる時間ないでしょ」
「実は最近私のユーチューブチャンネル作ることになったのよ。そこでやれば仕事もしてるしゲームもできる」
「ふーんやるとしたら顔とか変えた方が良さそうやけど、仕事でやるなら無理そうやね」
「ファンに囲まれるぐらいなら問題ないよ」
「違う違う。アンチにリスキルされるぞって言いたいの」
「あ、そうか邪魔されるのか―」
「ファンも俺が一番アイテム上げてるって喧嘩すると思うし色々大変やで」
「じゃあお兄ちゃんが助けてよそうなったら」
「残念ながらそこまで強くない」
「じゃあさ、強くなったら助けてよ」
「それぐらいならいいぞ」
「よろしくね~」
(事務所の人とかがなんとかすると思うけどまあいいか)
「そこにある薬取ってくれ」
「はい。お兄ちゃんって今日いつ寝る?」
「昨日は夜9時に寝て夜中の1時に起きたぞ」
「じゃあ大丈夫だね」
「まだ安心して寝れないのか。一緒に寝れる人が見つかればいいな」
「しょうがないでしょ。余程運が良くないと見つけられないよ」
飯を食べ終わり、自分の部屋のpcで色んなゲームのデイリーをしながら、Shaula Ekremの情報を調べた
(このゲームデカいAIが管理してるのか。実験的な感じでやっていて、色んな国が支援してるのは、このAIが優秀やから現実で使う時に、自分はこれぐらい支援したから先に寄越せとか言う為にやってそうやな。お、あったあった攻略サイトえーと初心者がしておくことは、、、ちゃんと武器を振るえるように慣れるってあるな。振れないのか普通は、初期ジョブは騎士か斧使いがおすすめで、遠距離は弓使い魔法使いがおすすめで一番やっちゃダメなのが冒険者、悲しくなってきたな、うん?最初のカカシを倒すクエストをやらないとステータスが上げれない?マジかよ一応後で倒したらレベル分のステータスは貰えるとやらないと)
色々調べた後またShaula Ekremにログインした
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