第2話チュートリアルクリア
「あ、武器こっちか、、」
一時間ほど武器を歩いて探し回ったり、ステータス画面から出せるのかと、試してやっと武器を発見した
「ステータス画面右にスライドすれば行けたんかよ、、」
(武器画面?をもっかい右にスライドしたらスキル欄でまた右にスライドしたらステータス画面に戻ると、大体わかった)
ようやく進めると安心しながら短剣を出しカカシに近づいた
(普通に刺せばいいのかな?)
少し力を入れてカカシを刺した
ザクっと木を刺した音が鳴った。それと同時にカカシの上に14とダメージ表記と思われる数字が出てきた
「ダメかな?力12やったから短剣装備で2上がるんかね」
そんな独り言を言いながらムチを試そうと武器画面を開いた
「ムチはどんな感じなのかな、、」
ムチを取り出そうとすると、装備画面に今装備している武器を外して下さいっと文字が出てきた
「一個しか武器は持てないのか?動画とかでは2個とか持ってたが、、冒険者やからか?ムチと短剣を両手持ちできないだけなんか?」
そんな疑問を口にしながら、短剣を装備画面にしまいムチを取り出した
(重いなムチ、、)
そんなことを考えながらカカシに向かってムチを振った
バッチン!と乾いた音が響いたそれと共に12とダメージが表示された
「ムチは12?ムチで攻撃力上がらんのか?」
ふと3日前ほど前に見た動画を思い出した
(ちゃんと振ったりしないとダメージが下がるって動画で言ってたな、、このゲーム現実と同じ物理法則してるんやったな)
「練習するか」
ムチを5分ほど振り。カカシを叩き続けているとガッシャとカカシが崩れ落ちた
「あ、カカシ壊れた」
カカシが消え始めた辺りで上の方からカカシが壊れましたチュートリアルを終えたい場合は
右にある光の中に入って下さいと言う声が聞こえた。その声が終わるとカカシが地面から生えてきた
(まだ練習できるな)
また10分ほどカカシを叩きまくっているとあることを思い出した
「あ、スキル使ってないわ。スキル欄を開いてとえーと」
(スキルは【短剣使い】レベル1と【ムチ使い】レベル1両方効果は、その武器種を使う時に補助してくれる効果か。次は【スマッシュ】、効果はえーと消費mp2で再使用時間が10秒、効果は次の攻撃の威力を2倍にするか、単純に強そうやな。次のスキルは【ダッシュ】MP消費なしで再使用時間が1分で効果が前方に素早く進むか、使ってみないと分からん効果してるな。最後に【スキル取得軽減】か。これは知ってるな確か効果はスキルを取りやすくなるんやっけな)
「とりあえず使ってみるか」
まずはスマッシュを使おうと思い、使いやすい短剣に武器を切り替えカカシに近づいた
「使いたいスキルを頭の中に思い浮かべながら武器振ったら発動するんやっけな、」
【スマッシュ】を思い浮かべながらカカシを力いっぱい切りつけた。
ザッシュ!と音が響き28とダメージが表示された
「めっちゃ切ってる感があるな、気に入ったわこのスキル。次はダッシュか」
さっきと同じようにダッシュを思い浮かべながら、少し歩くと前の方に押されたような感覚と共に前に1mほど進んだ
「びっくりした、緊急回避とかに使えそうだな。移動ではあんまり使えなさそうやな。次は走りながら使ってみるか」
走りながら使ってみようとしたが、再使用時間のことを思い出し、ムチで【スマッシュ】をカカシに向かって打ちながら再使用時間を待った
「一分立ったかな。試して見るか」
試そうと走り出した数歩後、バランスを崩し盛大に転んだ
「いった、久しぶりに転んだわ」
立ってまた走り始めると
「いったー!」
またバランスを崩し顔から転んだ
「なんか体がおかしいな」
(走り始めて気づいたが体がなんか軽い。手を動かそうとしたら現実よりも若干早く動けるな。さっきまでは意識してなくて気づかんかったが、、)
「慣れるまで走りまくるか。ついでにダッシュも使いこなせるようになるぞ。よし」
数十回転びながら体の動きに慣れた
(体土まみれになったが体に慣れたし。チュートリアル終わるか)
「出る前にクエストクリアしたか確認しとくか。クリアしてるな完了ボタン押せばいいのかな」
クエストの完了ボタンを押すとクリアしましたと文字が出ると共にアイテムボックスに
クリア報酬が贈られたと出た
「アイテムボックスってどこや、、、装備画面がアイテムボックスなんか。報酬はヒールポーションと
30ゴールドとチュートリアル本って奴か」
(本は分からん時に読めばいいか、)
チュートリアルを終わる為に光の中に入って行った。入った瞬間眩い光で目を閉じ次に目を開いたら
そこはどこかの町だった
(チュートリアル終わったか。人多いな、、)
町はプレイヤーと思われる人やNPCが至る所にいた。
(取り合えず歩き回るか)
数十分町を探索していると気になる建物を発見した
(エスクーラ書店?)
看板でデカデカとスキル本を売っています書いていた
(入って見るか)
高くて買えなさそうだなと思いながら店の中に入って行った
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