玉鉾の道咲きにける初花もにわかに散りて身に降りわたらむ

前途の定かならざるを哀しむ一首

玉鉾の道咲きにける初花もにわかに散りて身に降りわたらむ

意味:(遠路の旅の)道端に咲き始めた初桜も俄に散るように、花びらがこの身に降りつづけるうちに私も老いてゆくだろう。

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