反社会的短歌
木古おうみ
加害者
向日葵に似た通声孔越しに見る 車上荒らしの痩せた頬 夏
血塗れの受話器をシャツで拭きながら 警察とお前 どちらを呼ぶか
地面から突き出した指に土被せ 実がなるかなと貴方は笑う
隣人を愛せ 酒瓶で殴る前 中身を飲み干しておく程度に
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます