ジントニック
端くれ物書き
1
その果実が実際のところどんな果実なのかはわからない。色や形、匂いは季節が変える。あるいは昼か夜かによっても変わる。だけどそれは確固たるものとして、記憶の片隅に、思考の渦に、常に存在していた。その果実のことを考えない日には、夢に出てくることもあれば、目で見ることもあった。でも確かに生活の一部として、または生活の中にそれはあったのだ。
ジントニック 端くれ物書き @symphonic
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