仕様変更だ!エンジニアはそう言うけれど、こっちに言わせりゃ考慮漏れでは?

 仕様変更だ!

 エンジニアはそう言うけれど、こっちに言わせりゃ考慮漏れでは?



 この機能は実装されていますか?

 開発プロジェクトがしばらく進んだあとにそのように伝えるとシステムエンジニアは、

「それは聞いてない」

「仕様変更だ」

「今更そんなコトを言われても」

 と口を揃えて言ってきます。

 もちろん、そういうケースもあります。


 でも今回はね。ちゃんと資料見てほしいなあ。

 書いてあるのに、仕様に盛り込まなかったのはただの考慮漏れでっせ。

 良かれと思って早めに指摘してるのに、こっちが悪いように言われてもさ。



 でも、ぐっと堪えて。


「なんとかなりませんかね? この機能がないと、業務改善できなくて、手運用が残ってしまうのでお願いします」


 などとふんわりご機嫌を伺うのですよ。モチベーション下がってもつまらんし。ヨヨヨ。



<仕様変更>

仕様変更とはシステム開発で、受注側、発注側が双方合意した内容を変更することをいいます。

「仕様変更だ」と聞くと、発注側が無茶言ってるように聞こえることは多いのですが、必ずしもそうじゃないですよ、と。

もちろん、クライアントこ悪いこともあります。


どっちにしても、わたしは間に立ってあたふたするのですけどね。



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