初ダンジョンの前に
冒険者登録を終わらせ、私達はダンジョン前に来た。色々な冒険者が探索の準備をしている。
「さて、私たちも準備を始めましょう。」
「はい、と言っても配信機材もありませんが?」
「ふふふ、大丈夫よ。私は創造神よ。『配信者』と言うスキルを作れば良いのよ。
スキルを発動すれば私達の周りに光の玉が回るわ。これがカメラになっているの。それで生放送とかの撮影が行われるわ。笑顔もその加護を使える様にしたからダンジョンの配信は私達それぞれの光の玉で生放送するわよ。
あと私達ののアカウントも私が作っといたから。」
「なるほど。だから何も持ってこなかったのですね。新しく『配信者』のスキルが追加されています。これで僕も配信ができる様になりました。」
「ちゃんと使える様で良かったわ。それと笑顔に私からのプレゼントよ。」
「プレゼントですか?」
私が笑顔に手を翳すと笑顔の体が発光し、それが収まると笑顔は貴族が着る様な煌びやかな服にカーニバルマスクを装着し、閉じている状態の先の尖った傘を持っていた。
「あっ、これは…僕の前世で戦う時に着ていた服と武器…。」
「ふふっ、どう笑顔。普通の服よりかはやる気が出るでしょ。私が笑顔を守護者に任命した時もその姿だったわね。懐かしいわ。」
「ありがとうございます!クリエイション様!この先何があろうとも我が命をかけてクリエイション様を護ります!」
「頼もしい限りだわ。さて、そろそろダンジョンに入りましょうか。」
そう言って私達は初めてのダンジョンに足を踏み入れた。
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