冒険者登録と『聖域』の末路と地球の新たな仕組み
決闘に完勝したのでこれから冒険者登録を行う。
因みにSランク冒険者パーティの『聖域』のその後だがハハナルダイチ先輩が調査したところ親からの賄賂だったり他の冒険者の功績を奪ったり叩けば罪が出るわ出るわ犯罪のオンパレードだった。
その結果『聖域』のパーティの人間とその家族は一部を除いて豚箱行きにされた上にハハナルダイチ先輩により加護とスキルを抹消された。ついでに汚職を働いていたギルド職員も今回の件に関わっていない人間も含めて全員仲良く豚箱にぶち込まれた。ついでにそいつらも加護とスキルを抹消された。
余談だがダンジョンができた後にダンジョンができる前から捕まっている者もできた後に捕まった者も加護とスキルを抹消されているしその人の頭の上に罪状が表示されるようになっている。だが例外として冤罪で捕まっていた者は加護やスキルは消えないし、頭の上にも何も表示されなかった。
逆に無実の人に罪をなすりつけた真犯人やその共犯者、賄賂などを貰って無実の人を冤罪にかけるのを手伝っていた警察や真犯人の犯罪を揉み消した真犯人の親の加護やスキルが抹消された上に頭の上にその悪事が表示された。
ちなみに今はその場で犯罪を犯した時点と無実の人を冤罪にかけた時点で頭の上にその悪事が浮かぶようになっている。
これにより冤罪で捕まっていた者は国からの補償付きで刑務所から解放され冤罪自体も無くなっていった。面倒くさがって冤罪被害者をすぐに解放しなかったところもあったがその際に天罰としてその冤罪事件の捜査をした警察がいない時に家が崩壊するほど強力な落雷が世界各地で起こった。これはほんの一つなので他にも色々な天罰が世界中で起こっている。
(冤罪が減った例として男性が女性に痴漢冤罪をかけられても冤罪を掛けた方が加護やスキルの抹消と頭の上に冤罪を掛けたと言う悪事が浮かび上がり冤罪をかけられた方は何も起きない事になっている。)
さらに言うとこの頭の上に浮かびあがる文字は一生消えない様になっている。
まあそんな事はどうでも良いので早く冒険者登録する為に私たちは急いだ。
「笑顔!早く冒険者登録してダンジョンに入りましょう!」
「分かりました、クリエイション様。しかしそんなに急がなくてもギルドは逃げません、もう少し落ち着いて行きましょう。」
「落ち着ける訳ないわ!私は地球のダンジョンが楽しみで仕方なかったの!それに今日から私達は配信者として活動していくのよ!物事は最初が肝心!行くわよ!」
そう言って私達は受付で冒険者登録をする。その際に私達のギルドカードを貰いと冒険者ランクの説明(ランクは下からGFEDCBASとなる。最初はみんなGランクから始める)を受けいよいよダンジョンへと入る時が来た。
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