最強と最弱
「 」
第2話 絶望
俺の名前は、赤星 優斗
俺は、今、かつあげにあっている!!
当たり前だろ、だってかつあげだよ。
今どきどこの暇人がするのかなー?
そんなことを考えていると、誰かが、こっちの方を見て近ずいてきた。
「ねー君たち」と二十代くらいの若い背の高いサングラスをかけた白髪男の人が話しかけてきた。
「かつあげとは、よくありませんねー。」とその人は言ってきた。
すると、かつあげしてる人達は、手からビームをだした。
しかし、白髪の男の人は、軽く避けて、蹴りを入れていた!!
「くっそ、調子に乗るな〜」とどこぞの雑魚キャラが言いそうなことを言って、白髪の男の人に、むかって、殴りにかかった。
しかし、白髪の男の人、長いから、白髪さんにするとして、その白髪さんは、案の定、拳を避けて、カウンターしていた。
「くっそ、お前ら引くぞ〜」
とかつあげの人たちは、逃げていった。
「大丈夫?」
とその白髪さんは、話しかけてきた。
「はい、お陰様で。ありがとうございます。」
と俺はお礼を言った。
すると白髪さんは「いいよ。大人として当たり前のことをしただけだから。」
な、なんて、紳士なんだ!?
う、うん。
俺が女の子なら、惚れてたぜ!
そんなことは、置いといて、
「その、名前を伺ってもよろしいですか?」
といかにも定番なセリフをはいた。
「白衣 幻燈 」(はくい げんと)
白髪さんいいや、白衣さんは、そう答えた。
俺は、この名を知っていた。
「力」を持っていない俺ですら、知ってる、有名人。
この世界には、ランクという「力」に順位をつけるものがある。
弱い順に、赤 青 緑 黄色 紫 白 黒
そして、透明
この8個に部類されている。
そして、この白衣さんは、最年少で、白ランクになっている。
どれほど凄いことかと言うと、白の1個前の紫でさえ、現時点では、世界の人口70億人の中で、たったの、1000人。
日本だと、200人。
そして、白は、世界では、500、日本だと、わすが、50しかいない。
ちなみに、黒は、世界だと、30、日本だと、10人
そして、最高ランクの透明は、世界でなんと、15名 日本だと、7人。
長くなったが、つまり、宝くじに三回連続で、1等を出すほど凄いということ。
「君の名前は、?」
と白衣さんが、質問してきた。
「俺、う、うん。僕の名前は、赤星 優斗と申します。先程は、助けて頂き、ありがとうございました。」
とお礼をドキドキしながら言った。
すると、「はっはっはっ、そんな緊張しなくてもいいさ、一人称も変えんでいい!」とニコニコしながら言って来た。
さすが、白になるだけと心の器、憧れる〜。
「では、私は、ここでさよならだ、またどこ後で会おう、赤星くん。もしも、何かあったら、ここの電話にかけなさい。」
俺は、名前を呼ばれて、とても嬉しかった!!
しかも、電話番号さえ、くれた。
そんなことがあり、俺は、スキップしながら、帰って、家に着いた。
「ただいまぁー」
「…」
あれ?おかしいな、いつもは、お母さんか弟が、返事するのに、寝ているのかな?
そして、廊下にあるものを見て、俺は、寒気が走った。
そこには、俺たちのために毎日働いてくれているお父さん、毎日家事をしてくれるお母さん、そして、最愛の弟。
その3人の見るも無惨な死体が廊下を血の海にしながら、倒れていた。
最強と最弱 「 」 @kuhuku00000
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