図書局員14人VS魔導ギルド300人
「これはこれはアルトリア様!何の御用で?」
先輩がそう聞くと
「エテルはどこにいる?」
アルトリアは端的にそう聞いた
「エテルですか?あいつなら今日は昼めしに食べた魚のムニエルが当たって家に帰りました」
先輩はそうエテルが帰ったと言ってごまかそうとするが
「あいつの今日の飯はヤマトの納豆定食だ。ムニエルは食べていない」
アルトリアはそう返す
「っ!ストーカーかよ」
「それに、我々がエテルがここにいることを知らずに来たとでも?」
「、、、エテルに何の用だ?」
先輩は取り繕っていた対応を辞めそう聞く
「貴様に話す義理は無い、、、エテルを出せ」
ゾクッ!!
「っ!」
(なんちゅう覇気だよ?!)
アルトリアは先輩に竜巻のような威力の覇気を飛ばし威圧する
「、、、この程度か?」
だが
「何?」
「姐さんに比べたらそよ風みたいな覇気だな」
アリエルの暴威を日々受けている図書局員にとってアルトリアの覇気はそよ風とまでは行かないが突風程度で済む
「エテルは俺達図書管理局の可愛い後輩だ、、、どう考えても穏便な用件じゃないお前らに合わせるとでも?」
先輩はそう言えば
「貴様!クズの分際でアルトリア教皇候補に逆らう気か!」
「下民が!」
取り巻きがそう返す
「はっ!アルトリアに寄生する虫よりは人である下民の方がマシだろ」
だが先輩はそうカウンターを決めた
「「貴様!!」」
そして取り巻きはブチぎれ取り巻き5人が先輩に襲い掛かって来た
「はぁ、、、」
ボコ ドカン ドカン バキッ ボカン
「図書館ではお静かに」
それを先輩は一瞬で制圧した
「、、、伊達にアリエル館長の部下はやっていないようだな。まぁ、、、この時期のこの時間に図書館に居るのはせいぜい15人、、、そしてこちらは300人。20倍だ」
「1人20人か、、、虫を潰すには問題無いな」
先輩はそう言う だが
(流石に無理だな、、、しかも15人ぴったりで当ててるのを見るに相当下調べしてるな。そして囲まれてる。図書館の屋上にまで居るな。エテルを逃がしたとして、、、俺達を人質にされたらエテルは優しいからなぁ、、、学園管理委員会も魔導ギルド相手じゃちょっと動きが遅くなるな)
状況はかなり絶望的だ
「、、、お前ら!図書館で暴れたら姐さんから後で確実にシバかれるだろうが仲間見捨てたら姐さんから軽蔑されるし、自分自身からも軽蔑されるぞ!全力でエテルを守るぞ!!」
だがそれはエテルを守らないことの理由にはならない
「「うぉ!!!!」」
エテルを除く図書局員13人が先輩の号令によって武器を取った
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