ハジメVSハジメ
「ラース・インフェルノ!」
煉獄がハジメBに襲い掛かる
「やっば!ソロモニア・ナイト!」
ズバン!!
それをハジメBは切り裂いた
だがその隙を突いて
「カタストロフィ・トルネード」
ハジメAが死の暴風で攻撃してきた
「虚無の盾!」
ドカン!
それをハジメBは防ぐのであった
(手を抜いたらアリスお姉ちゃんにバレちゃうから全力で戦ってるけど、、、これヤバいな)
ハジメAは自身の分身を全力で攻撃しながらそんなことを考える
「サタ様!なんで勇者2人が居るかは触れないでおきますが、、、ひとまずもうベルゼには脱獄されました」
「なんですって?!」
ハジメAの言葉にサタは信じられなといった様子でそう言う
「ひとまずこと吸血鬼を始末します!さっきレヴィとベリアルには連絡しました。一先ずご自身の命を最優先にこいつを逃がさないようにお願いします!」
ハジメAはそう指示を出しながら
(分身だから消したら終わりなんだけどね、、、今消すと分身だってバレるからうまい感じにごまかせるときに消さないと)
そんなことを考えていた
しかしハジメの目論見を妨害する存在が居た
「オール・グリード」
「ぇ?」
ドカン!
突如ハジメBが思いっきり地面に叩きつけられた
(クソ!分身体のせいで危機察知の精度が終わってる)
「というか、、、そうか、アリアちゃんの力でマモちゃん起こしたのか」
「病み上がりにやる仕事じゃない!」
ハジメBを地面に叩きつけたのは先ほど目覚めたばかりのマモであった
「ナイス!破壊の炎!!」
隙だらけのハジメBにサタが死の炎を放つ
「喰らいませんよ!」
しかしハジメBはそれを躱そうとする
だが
「ぇ?」
次の瞬間ハジメBは炎に飲み込まれていた
「進化した私の力、、、ベルフェさんにも効くのかな?」
その理由はアリアが時間を支配して炎がベルフェを飲み込むようにしたからだ
「、、、」
(未来見えてても回避できない攻撃はどうにもならないんだよな)
消え去るハジメBを見ながらハジメAはそう考えるのであった
(さて、、、手札が一つ消えるが)
「っ!逃がすか!」
ハジメAは適当な場所に魔法砲を放った
そして次の瞬間
パリン
何かが割れる音がした
「「え?何が?!」」
その場にいた全員が困惑する
「あの吸血鬼、、、ギリギリで体を霧化して逃げました、、、やられた」
(分身なんであんなの食らったらひとたまりもなく消え去るんですよね、、、さて、この後のことを考えるとロンドに連絡しておくか)
そうしてハジメの一人芝居は終わるのであった
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