フレンVSフレンパーティー 11

「何あれ、、、フレンちゃん知ってる?」

「知らない!あんな龍!」

フレンは恐怖する 魂が叫んでいるのである

{アレはやばい、、、アレはこの世界の存在じゃない、、、アレは存在してはならない}

「何なんだよ」 

フレンが完全に恐怖に染まっていると

「ガァァァ!!!」 

龍が2人に襲い掛かって来た 

「っ!」

ビュン!

「うわぁ!」

そんな中いきなりアリアが何かに思いっきり引っ張られた

そして元々いた場所に

「ギャァァ!」

龍の炎が放たれた

「ヤバすぎる!!」

「あれが母さん?」

フレンがそう困惑していると

「ええ」

ガシッ

「スモアちゃん!」

スモアがそう言ってフレンの右足に掴んだ

「悪いけど私は完全には飛べないからお願いね、、、それでなんだけど、あの形態のフレイヤには、、、勝てるわけない。あれは、、、あれだけは絶対にダメ」

そしてそう付け加えた

「何なんですかあれは」

アリアがそう聞くと

「、、、簡単に言えば契約している6大精霊2人を体に力づくで取り込んだ姿がアレ」

フレンは少し考えてそう答えた

「アレは精神にとんでもない負荷を掛ける、、、通常時でも普通に精神が持ってかれて暴走するのに娘のこれからが掛かった母親の精神であれを使ったら、、、確実に暴れだすに決まってるでしょ」

「、、、どんだけ親馬鹿なんだよ」

「愛されてるな俺も」

「んなこと言ってる場合じゃないよ!」

「ガァァァ!!」

フレイヤは3人に襲い掛かってくる

「あ!尻尾でできた、、、全長10mぐらいだね!」

アリアがそう言うと

「でかぁー」

「すぐに小さくなるわよ」

「「え?」」

「ガァァ、、、アァ!!!」

龍の体が突然光の粒子になり始めた

「な、、、何が」

「起こるの?」

そして粒子が一点に固まるとそこには

「なんかエテルちゃんみたいなことになってる」

龍人化したフレイヤが居た

「フレイヤの本気形態ってところかな、、、まー、意思が残っているならの話だけど。弱体化だよあれは」

スモアが蔑むようにそう言う

「弱体化してるように見えないんですけど、、、」

「まー、攻撃力が1.5倍で防御力が3倍になってはいる、。その代わりに技術知能系の能力が物によるけど大幅に減少してる」

「、、、弱体化か」

「人型のモンスターだよ、あれは」

「というかなんで弱体化するのに変身したの?」

アリアが分からないと言った様子で言うと

「フレイヤの先生の悪影響だね、、、フレイヤちゃん才能なかったらしいから本来の動きじゃないのを教えようとしたらしんだけどその前にその人死んじゃって、、、そのまま直さずに。一応フレイヤもそのことは理解してるんだけど、、、頑固だから」

「、、、メンタルって大事なんだな~」

「だな~」

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