開戦の声

(なんでエテルちゃんだけ、、、まさか悪魔関係がバレてる?)

(確かにあの強さを持ってるエテルを入れたくないというのは分かる)

アリアとエテルはそう考えているが

(師匠がこの程度の力を恐れる?なわけ)

フレデリカはエテル程度がフレイヤの脅威になると到底思えない

「、、、」

そして当事者のエテルは黙り込んでいる冷静に考えると

「異端の聖剣。この国での悪魔教団の動きはどうなんですか?」

そうフレデリカに聞いた

「え?師、、女王の善政で勧誘の被害はあれど他の被害はほとんど聞いたことがないわ。仮にあっても国内で解決しているわ」

(なんでいきなり?) 

「なるほど、、、女王は2体の6大精霊と契約していらはどのお方なのですよね?」

「ええ。私が今でも深く尊敬する師であり、同時に今の教皇もその王としての振る舞いを学ぶ一端となった人物でもあるわ」

フレデリカは誇らしげにそう言う

「なるほど、それなら、、、まずお三方は除いて。嫉妬・色欲・怠惰の大罪司教様がこの国に関わったことは?」

それを聞いてエテルはさらにそう問う

「え?あー、昔一回女王が休暇中の私に嫉妬の大罪について調べろーっ言ってきたことがあったわね。せっかくの休暇に仕事したくなかったから断ったらボコされて強制的にやらされたわね。あのクソババァ今思い出しただけでもイラつく」

フレデリカが憎々しげにそう言った瞬間

「それですね」

エテルは答えを出した

「え?何が」

フレデリカがそう問うと

「後で話します。今は2人を守ってください。門ごと消し飛ばします」

エテルはそう返した

「「、、、は?」」

そしてその場にいた全員が唖然とした

((門ごと消し飛ばす???))

正確には理解できていなかった

「な、何言ってるの?!」

最初に動いたのは場数を踏んでいるフレデリカであった

「いや、、、女王ほぼ確でレヴィ様、嫉妬の大罪司教様に支配されてますよ」

「「はぁ?!!」」

((えぇ?!!!))

「私をここに入れたがらない理由の心当たりが2つあるんですよ。ただそれって2つとも大罪司教かそれと同等の上層部以外は絶対に漏れない情報なんですよ。なので確定でそれと付き合いがある。そしてエモクロア共和国は悪魔教団と一切の繋がりが無いはず、、、となると確定で大罪司教が個人的に手を出している。そして異端の聖剣の同伴者である私の関門通過をここまではっきりと拒否する出来るのは女王ぐらいでしょう?そして女王を支配できる大罪司教は3古参か教祖様ぐらいでしょうし異端の聖剣が女王からされた相談を考えると、、、大方女王はレヴィ様にどういう物かはわかりませんが支配されてますね」

そしてそうエテルが回答を示した

その瞬間

「残念ながら不正解だぜ。エテル」

そんな声が上から聞こえた

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