諦めなさい
「回復は任せて!」
「ええ!」
ビュン
アリアとカエデはレラジェに襲い掛かる
「はぁー、、、
レラジェは禍々しい魔力を纏わせた鞭で2人を襲う
「月詠流・満引!」
「サタナエル・スラッシュ!」
ガキン!!
それを2人はそれぞれ防いだ
「月詠流?あー、カグラに教わったのね」
月詠流という言葉にレラジェはそう呟いた
「200年生きてるのに知らないんだな。月詠流はヤマトで最も使用者が多い、、、というかほぼ全員が習得している流派だぞ」
「、、、なんで?」
カエデの言葉にレラジェは首を傾げる
「知らん。建国当時かららしいから初代皇帝が広めたんだろうよ!大和乱舞」
会話中のいきなり魔法攻撃はレラジェに襲い掛かる
「
それをレラジェは鞭を操り相殺する
「リターン・ブレイク!」
しかしその間にアリアがレラジェの懐に飛び込み連撃を加える
「っ!」
威力は低いが手数の多さで同じ場所を何度も攻撃したことで浅くない傷をレラジェの腹に刻んだ
「悪い子ね、お仕置きよ!
鞭がアリアの背後から迫る
「クソ女が、断罪だ!月詠流・
しかしその鞭をカエデが切り飛ばしそのままの勢いで
「はっ!!」
ズバン!
「がぁ!」
レラジェを切り裂いた
「近づきすぎたわね!
レラジェは毒煙をカエデに打ち込んだ
「がぁ!」
「
煙でダメージを追って隙が出来たカエデに容赦なく死の一撃を打ち込もうとする
「アクセラレーション!」
しかしその前にアリアがカエデを救い出す
「時よ戻れ」
そして壊死を治した
「完全にジリ貧ね」
それを見てレラジェは自身の傷を治しながらそう呟く
「だったら諦めて!」
アリアが悲痛な叫びでそう言うが
「そっちが諦めなさい。もうバランのみんなは生贄になったのよ。残りはここにいる子達だけよ」
レラジェはそう返した
「バランから魂が来た瞬間にここにいる子供達はカエデ以外全員生贄になるのだから、、、もう未来は代えられないのよ。私が死ねば術式は止まるわ。でも、、、侯爵司教に育てられた子供達を誰が受け入れるの?」
「「っ!!」」
アリアとカエデの顔が歪む
「もう無理なのよ」
「「、、、」」
「でも、、、私は」
それでもアリアはあきらめない、、、いや、あきらめられなかった
「そうよね、、、アリアはそう言う子よね。だったらもう完全に心を折ってしまうわ」
そして2人は
「魔解」
そんな言葉を聞いた
そして次の瞬間
ドカン!!!
爆発が起こった
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