登場と登場
「い、いやぁ、、、嫌!!」
アリアは逃げようとする しかし
(っ!足が動かない)
何故か足が動かなかった
「う、動け!動いてよ私の足!!」
「ふふ、口ではそう言いながら体は正直なようね」
レラジェはそう言ってアリアに近づいていく
「あ、、、あぁ、、、」
アリアの顔が絶望に染まっていく
「大丈夫よ。他の子達も喜んでくれるわ」
「い、、ゃ」
アリアの眼から涙がこぼれ落ちる
(カリンを助けないといけないのに、、、逃げたいっていう感情しか浮かばない。なのに足が動かない!)
魂を縛る恐怖の鎖によってアリアは動けない
「さっ、行きましょう」
そしてついにレラジェがアリアの手を引っ張
「大和乱舞」
「っ!!」
「え?」
ドカン!!
らる前に炎・雷・風の三種類の属性が合わさった魔法がレラジェを襲った
「本棚に魔法を付与して万が一を無くす用心は見習うべき点が多かったな」
そして扉から
「カエデ?」
カエデが現れた
「なっ!?」
カエデというイレギュラーの存在にレラジェは驚愕する
「なんでここに?!」
そしてそうカエデに問うと
「レラジェさん、、、いや、レラジェ、なんでエレボスが悪魔術師だって知ってたんだ?その情報はヤマトの上層部数人かフレデリカさんしか知らない機密事項だ。孤児院の院長が知っているなんて悪魔教団の関係者以外でありえないんだよ」
カエデはそう返した
「あの時からずっと警戒していたんだよ、、、そして今日、子供思いであるはずのお前がアリアを祭りから遠ざけたこと疑問をを持って子供達をバランの司教や冒険者達に任せて走って来たんだよ」
「っ!!なるほどね、、、流石は異端の聖剣の相棒であった絶殺のカグラの娘ね。武力だけじゃなくて頭も切れるなんて。魔教司教として200年生きている私の策を崩すんなんて」
そしてレラジェは素直にそう自身の正体を明かした
「魔教司教、、、院長が」
「、、、上位司教相手なら私一人で倒せる。アリアは妹を助けなさい」
方針嬢他の愛らにそう言ってカエデは刀を抜いた
「上位司教ね、、、なんで私が上位司教だと?」
「ワァラクよりヤバさが薄い。そして部下らしき魔教司教がこの町の住民を襲ってる。そして全員レラジェ様と言っていたからな。そうなると上位司教だってわかったんだよ」
カエデはそう答える
「ふふふ、、、はぁははは!」
そしてそれを聞いたレラジェは声を上げて笑った
「何がおかしい?」
「冥土のお土産に一つ教えてあげる。司教の位は基本的に上に行けば行くほど戦闘力は強いわ、基本的にはね、、、ワァラクは総裁司教だったけど本人の実力でその力は、、、公爵司教に匹敵する力を持っていたのよ」
「は?」
カエデは眼を見開いた
「私は悪魔教団魔教司教侯爵司教レラジェ、、、エーテル王国の南方担当司教最高責任者よ」
そしてレラジェはそう名乗った
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