エレボスVSハジメ 1

「いつでもいいよ!」

「ああ!」

ハジメとエレボスが向かい合う

「刀剣融合!」

最初に動いたのはエレボスであった

刀剣融合を行い竜人と化すと

ビュン

一瞬でハジメとの距離を縮め

「バハムートクロー」

斬りかかった

キン

それをハジメは手に持っていた刀で軽々受け止める

「っ!想像以上に重いねー」

しかしハジメにとっては想像を上回る攻撃の重さであり驚いた様子だ

(ほんの少しだけ本気を出すか)

そしてハジメは眼の色を変えると

「罪式・色欲型=ラスト・インフェブレイク」

少し桃色の混じった黒煙を纏わせた刀で切り裂いてきた

「っ!」

(   )

エレボスはそれに顔を青ざめさせると

ガキン

「は?!」

刀を左手で受け止めそのまま軌道を逸らした そして

「インフェルノ・ストーム・スラッシュ」

炎・風・闇の3属性を纏った斬撃をハジメに打ち込んだ

ガキン

「うぉ!危ねぇ!」

しかしそれをハジメは腕で受け止めた

「ん?!」

しかしエレボスはその受け止められた際の感触に驚く

「金属?」

エレボスは刀が金属にぶつかった感触を感じた

「え?!魔力強化を貫通したの?!」

しかしハジメはハジメで自身の魔力による肉体強化を貫通して金属まで届いたことに驚愕していた

お互いが驚愕に染まり戦闘が止まった

「え?何?」

「あー、これよ」

ハジメは腕から直径0.5cm長さ1cmほどの棒を取り出した

そして

「よっと」

次の瞬間その棒は2mの大剣に変わった

「神器・ブレイク、、、大きさと形が隙に変えられる神器だよ」

「そ、それを体に仕込んでたのか!?」

ハジメの言葉にエレボスは眼を見開いた

「お前こそ僕の魔力強化を抜けるって、、、君主の全身全霊の一撃でやっとだよ」

ハジメがそう聞くと

「刀剣融合の力だよ」

エレボスはそう返した

「あー、なるほど。僕もえっと刀剣融合だっけ?それでとんでもない力が出せるからな、、、なるほど」

そしてハジメもそれに納得した様子だが

「え?!刀剣融合ハジメもできるのか?!」

「うん。全身硬貨・身体増減・  変化ができる」

「やばぁ、、、、  変化とか悪用したらとんでもないことになるだろ」

エレボスは乾いた笑いを漏らす

「それじゃ、再開といこうか」

そんな中ハジメがそういうと持っていたブレイクを大剣から大槍に変えた

「おっと!」

エレボスはそれを見て距離を取る

「行くよ!罪式・暴食型=グラトニー・ジ・スピア」

そしてハジメが槍を投げた

ドカン!!!

槍を中心に槍を通った場所の10m以内にあった全ての物が消え去った

「メルトの技?!」

エレボスはそれを躱すとそう叫んだ

「僕の技って他者の技だけで構成されてるから、、、7割再現された技が数十種類の組み合わせで放たれる。僕の強さの一端だよ」

「漫画の模倣能力者の夢物語をやるな!!」

エレボスはそう絶叫しながら対策を考えるのであった

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