第402話 ぴよりお家帰ったら大サーカス~♡
あ、もしもし?ヒロインのぴよりだけど。
あのね?ひよりは今日、初めてのアルバイトだったの。研修はしてたんだけどね。今日が勤め先のパン屋さんの開店日だったわけ。
友達と一緒とは言え、心細いじゃん?ぴよりの小さなハツが震えちゃうじゃん?だから当然、愛しのイケメン男爵いもな由奈さんに見に来て貰ったの!
「さぁ!୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧ここのパンを食べたらもう、他のパンは食べられない!そのくらいほっぺたが落ちちゃう美味しいパン屋さんだよ~!!私の腕より長いフランスパンがあるよ~!!」
「ひより!他のパンを否定してはいけない!それをやると敵を作ることになる!!」
「おおっ!そっか!さすが由奈さんっ!!!ん?」
由奈さんの見守る中、ひよりは頑張ってお仕事をしていたの。ところがどっこいだよ!!店内をふと見たら、ひとちんがさゆりさんとイチャイチャしていた訳よ。
「あああん???あいつらこの忙しいときになにやってんだ!!??」
それならぴよりだって、由奈さんに抱きついてやろうかと思ったんだよ!肩車で宣伝しようかと思ったよね!!だけどもっと驚いたことがあるのよ!!!
「・・・・んん??・・・・なにょららどぁーーーーーーっっっっっ!!!!?????」*何事だと言っています。
「おわっ、何だ一体!!??ひより!!??」
「どわぁーーー!!!おっp------っっっ!!!」*なぜだかわからないけれど、笑美ちんと小麦ちゃんが胸を揉み合ってます!!と言っています。
というわけなのよ。一生懸命働いているの、ぴよりだけだったんだよ??信じられる?あいつらコッペパンに挟んでやろうかと思ったよね!!
「とりあえず、鳥栖と待ち合わせしてるからそろそろ行くね。」
「え!?行っちゃうの!!??一緒にいてくれないの!?」
「またそうやってしらばっくれて。。ちゃんと話してあったでしょ。ひよりがバイトしてるなら私は飲みに行ってくるって。友達付き合いもたまにはしないと。」
「ちぇ。まぁ、いいけど。浮気しないでよね?浮気されたらひよりはミジンコになるからね。」
「今よりちっちゃくなっちゃうってことね。了解。ふふ、自分の女が仕事してるときに飲んだくれるドライな女に戻るときが来た・・・。じゃ、行ってくるね!飲み潰れてなかったら迎えに来るから!!」
「うわ!( ; ◉`ᾥ◉´)ここ最近は封印されたと思っていたがっっ!!やっぱり冷たい一面がっ!!でも好きっ!!!ねぇ、約束覚えてる??」
「うん。帰ったら労働のご褒美でしょ。覚えてるよ。」
「いひひひひひひひひ。じゃーいいよ♡いってらっちゃい♡」
ぐふふふふふ。お家に帰ったら楽しみが待っている!!エッチの時に3回わがまま言って良い券・・・♡由奈さんの拒否権は1回ということで終結された合意書も書いてある!!うふ、、うふふ、、、なにしよっかな。。。。。。。。。ぐへ♡なにされよっかなでもアリだな!
というわけで、皆頑張って働いているけどいちゃいちゃのことは忘れていなかったのだった。
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます