泣かせて、祈らせてへの応援コメント
自主企画参加ありがとうございます。
>タオルケットで音を立て、
明確ないい悪いではないのですが、調べたところ、単に「音を立てる」では静寂な場所で大きな音を生じさせるときのイメージが強いようです。
なのでここは「タオルケットで(衣擦れの)音を立て、」と加入してささやかな音であることを示してあげてはいかがでしょうか。ご検討ください。
>体から、大きな欠伸が一つこぼれ落ちた。
欠伸が出るのは口からなので体からこぼれ落ちたというのは結構大胆だなあと思います。魂の比喩なのかしら。
また、
三省堂てにをは辞典
欠伸▲が うつる。でかかかる。出る。感染する。
こぼれ落ちる、は文学的表現だと思うのでわざわざ指摘するのは野暮なのですが、ここはてにおは辞典をオススメするために例に挙げてみました。表現を検討するときに役立ちますよ。
>車窓を突き刺す朝日
ここも表現として突き刺さるんだなと分かるのですが、日は射すものなので、あえて誤字で「突き射す」なんていかがでしょうか。いえ、思いつきです。
こんなところでいかがでしょうか。
泣かせて、祈らせてへの応援コメント
はじめまして。
この度は『レビュー、もしくは感想を書きます』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。レビューとは別件、脱字などの報告をこちらでさせていただきます。以下に、順に並べています。
劇中で壮絶な死を迎えた原田たいちは、私にボロボロと涙を溢させたくせに、たーくんの死は私を泣かせることも悲しいと思わせることもしてくれなかった。→溢れさせた。
笑って、動いているのに、なぜ彼が死んだとことになっている?→死んだことになっている?or死んだということになっている?
花束を袋に優しく入れながら、笑顔で話す店員に私は苦笑いで返す。→この一節からの地の文のブロックと、のちの二つのブロックで段落はじめの行頭の下げ忘れがあります。
弔ったとてすぐには立ちおれないと思っていたのに、私はやっぱり無情な人間なのかもしれない。→立ち直れないと思っていたのに、
以上になります。
作者からの返信
レビューありがとうございました。
今後の励みになります。
また丁寧に誤字の報告も記載いただきありがとうございます。
公開前はもちろん、公開後も何度も読み返しましたが、まだまだ誤字がありますね……
修正いたします。
泣かせて、祈らせてへの応援コメント
拝読させていただきました。
とても面白かったです。テーマ的に面白いというのも変なのですが、とても好みの作品でした。
独白の形で物語は進むのですが、たーくんへの想いと周囲の温度差。SNSなどの向こう側の人たちの無遠慮さなどがとてもうまく表現されていて。
通知を消していって待受の写真を見るシーン、いいねを消してしまうシーン、まとめ動画を目にして気分が落ちる様子。
この作品の中で特に好きなのがひまわりを買うシーンでした。店員さんの明るさがこの時点の主人公には響いていないのですが、変わらない日常の優しい部分をのぞかせていて。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
こちらの作品に目を通していただきありがとうございます。
重たい作品ですが、このようなコメントをいただき嬉しい限りす。
泣かせて、祈らせてへの応援コメント
石橋めい様、「芸術と通俗の里第2回」へのご寄稿、有難うございました。
非常に個性的な作品だと感じます。題材やテーマの取り方が、特殊という程ではないのに地味に風変わりで、決してストーカー的な危うさのある「偏愛」や「狂愛」ではないのに、ただただひた向きにたーくんに注がれる思いや行動には確かに偏執的な一途さが宿されています。「私」の戸惑いと喪失感には十分に共感、納得しながらも、「なぜそこまで思えるのだろう」と、かすかな不安さが過っていきました。以前「エンタメ文芸の里」にお寄せ頂いたことのある傑作「熟れた苦瓜」でも感じた「視線」の文学だと呼ばせて頂きたくなりました。