第9話 ドロップアイテムってこれもうゲームじゃん、、、
「いつつ、」
よっとこさ包帯巻き終えたが、レベルアップして頑丈になったとはいえ痛いものはいたいな
レベルアップでこの怪我かいふくしないかな?
さすがにないか、、、
希望的観測はやめにして次のモンスター見つけますか!!
今更なんだけど、ごはん中にモンスターのおかわり来なくてよかったー
イモ串なら大歓迎なんだけどな
森をしばらく進むとすこし開けたところの中央に俺が道中拾った果物の木あった
熟れて落ちたのか真っ赤に彩ったその果実を拾い食いしているゴブリンたちをみつけた
先ほども3体でいたが今回も3体だった
このダンジョンでは3体がデフォなのだろうか?
たまたま俺はうまくスキルがかみ合って倒せたがいくら何でも厳しすぎませんか?
普通の人はいきなり、殺意マシマシのぎらついた目プラスよだれ巻き散らしたブサイクモンスターなんか見た日にはおしっこ漏らしてもなんら恥ずかしくないレベルだぞ?
まぁ、俺は気にせずぶっ殺すんですけどね
ははは、、、
そうと決まれば、まずは気づかれないようにって言っても正直どっちが風下でどっちが風上とかもわからないし
ここ結構ひらけてるから近づいたら普通にばれるので近くに落ちてるこぶし大の石を拾って
リュックをおろしておもくゴブリンめがけて走った
もちろんゴブリンはこちらの音に気づきしゃがんでいた体制からこちらを向いていたので左側のゴブリンの顔面目掛けておなじみのドロップキックをかまして
いきなりのことで驚いて目をこれでもかと開いているゴブリンの片方めがけて先ほど拾った石を顔めがけてプレゼントし
いきなり2体の無力化?に成功したようだ
片方はドロップキックで首が曲がり悶絶してピクピクしており
もう片方は顔が陥没して白目向いたまま口から泡を吹いていた
残りのもう1体はいきなりやられた2体を見て腰が引けているでのでゆっくり近づいていく
ゴブリンは何も考えずにこん棒を大振りで振ってきたので
格闘スキルを意識してこん棒の力を下に受け流し
攻撃が空振りしたゴブリンのがら空きになった首にまず突きを入れ
痛みと驚きでこん棒を離し
俺がいる前にもかかわらず首をを両手でおさえたので、ゴブリンの足を蹴っ飛ばし倒れてゴブリンの頭でフリーキックをおみまいしてやった
残りの悶絶したゴブリンたちもナイフでトドメをさし、ゴブリンから魔石をはぎ取ろうとしたら
ゴブリンのそばの地面に先ほどまでなかった謎の液体が置いてあった、、、、
「これってあれか?ポーションだよな、、、、」
なんと、ゴブリンを倒したら謎ポーションがドロップしたみたいだ
ドロップアイテムってこれもうゲームじゃん
謎ポーションは緑色をしており、毒にも回復のポーションにもみえる
回復ポーションだったらうれしいが試しようがないのでどうしようか迷う
先ほど置いていったリュックを拾い、割れないようにタオルにくるんでしまった後
ゴブリンに有用なスキルがないか確認すると
1体だけ雑兵級の毒耐性を持っているゴブリンがいた
ゴブリンなどのモンスターによって持っているスキルが違うことも
あるのはうれしい反面恐ろしくもある
仮にこの毒耐性が毒のある食べ物を食べたことでスキルになったのだとしたら
モンスターも成長するということだ
よくある展開で今日敵を逃がしてしまいさらに力おつけて主人公に襲い掛かる敵など
物語のあるある展開にならないよう確実に相手の息の根は止めようと
再確認することができたのはよかったな
謎ポーションは次あったゴブリンで実験してみるか、、、
おいおい、さっき言ってたことは大丈夫かだって?
俺がそんなへまするわけないだろ?(フラグ)
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