第7話 ふたたびダンジョン

翌日、情報取集と買い物を終えて再びダンジョンに入るためあの白亜宮殿に来ていた


ダンジョン前にはやはり人だかりができており、地方のテレビ局だろうか?カメラマンとアナウンサーが何か話しているようだが、気にせずにダンジョンへ入っていった


なんか後ろで騒いでいるが無視、無視、


あんなのに、かまっているひまはないのだよ、、、


ダンジョンとは未知、スタートダッシュで情報の独占や何かいいアイテムが手に入れることができれば億万長者も夢じゃない


まぁ、金なんかぶっちゃけどうでもいいがな


何より、ダンジョンでレベルを上げられることにすごく胸が躍る!!



ゲートを通り、前回どうよう草原に来たので、軽くイモムー狩りをしながら薬草モドキをむしゃむしゃしながら今回の目的地である森まで歩いていくことにした


直線で歩いて3時間もかかった、、、


休憩なしでだぞ?思ってたよりとおかったな、、、


休憩せずに3時間も歩いて体力は大丈夫かって?


レベルアップのおかげかモドキを食べたおかげかはわからないがそこまでつかりていないので10分ほど休憩してから森のなかにはいっていった


森の中は資源が豊富なのか木の実に果物、キノコにいろいろな色の植物がちらほら見えたが、考えなしの俺だがさすがにたべるのはやめておいた、、、


おいしそうな果物は刃物で切った後に腕に少しだけ汁をぬっておく


これで手がかぶれたりしたらおそらく毒なのでたべられないがたぶんこれは食えるとおもうので何個かかばんとズボンのポケットにしまって進むことにした




しばらくすると物音が聞こえたので姿勢を低くして近づくと焚火を囲んでおそらくゴブリンが枝に小分けにしたイモムー?か何かの肉を焼いていた


結構いい匂いでおいしそうだな、、、


みためは焼く前は緑色の肉だったが焼くと薄ピンクの甘えびみたいな色になっていた


においも焼きえびっぽくておなかが空く


焼きイモムーを囲むようにゴブリン2体が座っている


ゴブリンの装備は腰蓑にこん棒が二人分だった


こいつらをどう襲おうか考えていたら


ゴン!!


「ぐあぁああっ、、、」


いきなり頭部に激痛が走り意識が飛びそうになるのをこらえ振り向く時にも腹部にもう一発いいのをもらってしまった


いてぇっぇ、なんだこれは


考える隙も無く再度おそいかかってきたゴブリンに対し自分も向かっていくと、まさか反撃に来ると思はなかったのかびっくりして前のめりになっていた上体が後ろに下がったことにより狙いやすくなった首めがけて正拳突きをかけえづいてうつむいたゴブリンに素早くナイフを取り出し腹部を突き、ねじってむりやり引き抜いた


とどめはさせていないが焚火をかこっていたゴブリンもこちらに気づき向かってきているのでそちらに向かうことにした


この間、20秒ほどの早業である


スキルさまさまである


しかし、うまくことが運べたのはここまで


ぶっちゃけ、先ほどの奇襲による頭部へのダメージがやばい、、、


片目半分が血によってふさがりあたまはくらくらする


痛みはアドレナリンであまりないが、早くかたをつけないとやられる!!


自分に考える時間がないのとあいてに考えさせる時間を与えないため無策だが相手に向かって走りだした


またもゴブリンはぎょっとし驚いていたが距離があることもあり迎え撃つ体制になったようなのでポケットにしまっておいた果物をナイフをもつ手と逆の左手でもち握りつぶし滴った汁とカスを自分から見て左のゴブリンにあて視界をつぶした


目が見えなくなった左ゴブリンにドロップキックをかまし地面にたおれたゴブリンの頭を踏み砕いた、、、


ゴブリンは2体とも右手に武器を持っていたため右後部はすぐに武器を振ることができずに


そのすきをついて倒すことができた


残り一体になったことですこし落ち着いたおれは下で死んでいるゴブリンのこん棒を素早く拾い


思いっきりふりかぶってゴブリンに当てた


おれはゴブリンがこんぼうを防ぐことで硬直してしまったスキに近寄り腹部めがけて蹴りをかまして体制をくずしたゴブリンの頭を思いっきりナイフの柄で殴りとどめをさした



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