第215話 ゼリーを受取る。それだけのために。
2024年3月2日。昼過ぎ。
私は、自転車で十数分の地へと急いだ。
目的は、ひとつ。
通販で購入したゼリーを受取るために。
目的地は、黒猫さんのいるアジト。
その前に、ひとつ、沿線に届けもの。
先方のポストに、必要書類をポスティング。
切手代を、これで節約できた。
用が済んだら、さらに目的地へ。
もう少し南。自転車であと10分弱。
向かい風も追い風もなく、すいすいと自転車で進む。
大通りを横切り、宇野線に沿う道へ出た。
程なくして、黒猫さんのアジトが見えた。
信号待ちを終え、横断歩道を渡って、目的地到着。
伝票番号と本人確認書類をチェック。
冷凍食品の入った白い段ボールを渡された。
30年以上前に1万2千円かけて作った認印を押した。
白い箱は、自転車のかごにすっぽり収まった。
それからまた、来た道と少しずれたところを北へ。
向かい風も追い風もほとんどありません。
自転車は、自分がこいだだけ進んでくれます。
努力に、スピードが直結しています。
自宅に戻って、荷物を開いて商品を冷凍庫に一気に収納!
その商品とは、ひなまつりのひし形のゼリー。
約4000円分、配送料無料に仕立てて注文していた。
どうやら、味は2種類ある。
その2種類を、うまく合わせて注文していたのです。
約30年以上ぶりに食べるゼリーをゲット!
最後に見たのは、岡山大学の学食だった。時期も今頃。
あのときは、確か、食べた覚えはないけどな。
誰かが定食を頼んでいて、それについていたのを確認しただけ。
多分、そうだ。
食べるとなれば、もう40年以上ぶりかもしれない。
いや、それどころか、ゼリー自体を買うのが何十年ぶりだからね。
現在、ひし形ゼリーは冷凍庫で絶賛保管中。
今日か明日のうちに、食レポ、やります。
昨日は焼鳥とビールで散々飲み食いしました。
今日はまず、書く仕事に打ち込みます。
ではまた。
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