第187話 惰性で作った酢胡椒の餃子タレ

 ごとうびの1月10日。何とか仕事を終らせ、早速昼過ぎから一杯と相成りましてですね、京都王将某店の日替わりランチで飲むことに。


 今日は餃子はやめておこう。

 おかずに、あんかけのあげ餃子があるから。

 その代わり、チャーハンとラーメンは増量しておきます。

 これで夕方それほど食べなくてもいいぞ。


 で、で、で!

 餃子は食べないつもりなのに、いつもの惰性で、餃子たれのさらに胡椒をまずまぶして、それからその上に酢をかけて、さらに少しラー油を落としてかき混ぜて、いつものように酢バージョンの餃子たれを作ってしまいました。


 し、しまった!

 も、もったいないことをした。

 でもまあ、まずはあんかけあげ餃子とチャーハンで一杯飲みます。


 少し、考えてみた。

 そ、そうか!

 この手でやってみよう。

 これなら、たれを無駄にしなくて済む。


 2本目の瓶ビールと、後で頼むことにしていたラーメンを頼みます。

 今日は、台湾ラーメン。

 それを考えたら、これは大正解だったな。


 その予感は、的中しました。

 さあ、程なくビール、ついで、台湾ラーメンがやってきました。

 よく見ると、ラー油がのっている。

 まずはひとくちふたくち、スープを飲んでみる。

 これならいけるぞ!

 さっそく、餃子たれの酢胡椒を台湾ラーメンに投入。

 しっかり投入したら、かき混ぜて、さらにまたスープを一口。


う、うまい!

酢の酸味が適度に絡んで奄美にまでは行けないけど、甘味になっている!

しかも、酢の前にかけていた胡椒が酢と交わって、絶妙な感じだぜ!

なまじ上から振りかけるより、こうしたほうがうまいな!

というわけで、推理するほどもない酢入り台湾ラーメンのできあがり。

これでしっかり、残りのビールを楽しめました。


 一杯ひっかけて、一仕事思い出しました。

 岡山県選挙管理委員会に行って、3政治団体の収支報告を出してきた。

 それから風呂に行ってしっかり温まりました。

 帰りには法務局で合同会社の社名変更等の手続について尋ねて疑問解消。


何だか、最後になるほどさえまくった1日でした。

我ならが、その日の行動が酢胡椒が効いていたような。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る