第159話 すき焼きの日

馬鹿からの尊敬、クズからの敬意


 こんなゴミにもならんようなものは、いらんわな。

 わしが叩き潰した、ちんけな妻子持ちの話。


 わしが追った養護施設とやらでは、

 この12月5日、創立記念日とやらをやっておる。

 昔からね。

 今はともかく、昔は、すき焼きは大層な御馳走だった。

 それは何も、養護施設に限った話でもないだろうが。


さて、ちんけな妻子持ち。

わしを散々怒らせ、既に訴状が裁判所に回っているこの期に及んで、

そのことを書いたブログ記事を見て、テメエのブログに書き込んだ。

正確な文句は忘れたが、わしの人生とやらに敬意を表するんだって。

で、調子こいたこの雑魚「すき焼きで一杯やりますか」とホザいた。

この後も雑魚は、犬養のジジイの猿真似ごかしをやっておったけど、

訴状が届いたら、ぴたっと泣き止んだ。ついでのおまけもあるでよ。

そいつについた三百代言ともども裁判所経由でボコり倒しておいた。


 群れてはした飯なんざあつまんで、何が美味いことなどあろうか。

 ちんけな妻子持ちのコギタネエ面拝んではした酒など飲めるか、ボケ!

 たとえそれが、端から見てごちそうに美酒であったとしても、な。


これが、わしからの「総括」である。

これで人が死んだわけでもないだろう。

ま、ぼちぼち、テメエでビールでも飲んでくらあ。


ラストもう一丁!

クズの敬意も、ゴミどもの尊敬もいらん!

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