第108話 詩集の楽しみ方 1

 詩集というのは、基本的に、文字の羅列です。

 そこは、小説やノンフィクションと変わらぬ。

 となれば、文字を読んで意味を考えて、だね、

 その中身を味わうのが、楽しみ方の本筋かな。


 だけどね、詩っていうのは、小説と違うのよ。

 行替え、段落替えが頻繁に起こりますでしょ。

 そこで、それをうまいこと利用した詩もある。

 私のがそうであるとは、あえて言わんけどね。


 詩というのは、まして、詩集となった暁には、

 目の前の文字の羅列を単語として読む以外に、

 その羅列された行のまとまりを、遠目に見て、

 その光景を味わうという、楽しみもあります。


 いやマジで、やってみてくださいよ。マジで。

 個々の短編の詩でも、ネット上でもいいです。

 だけど、これを紙媒体にして、横を縦にして、

 まとめてみると、これまた楽しめるのですよ。


 ちょっと、宣伝を詩にしてやってみましたが、

・・・、おいかがでしょうか?

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