風になり きみの雫を 吹き飛ばし 取り戻したい 輝く笑顔

 二首目を書いたところで、


 この作品のテーマは【恋】かな?


 なんて、ぼんやりとした輪郭が浮かび上がってきました。

 実は最初の一首目は、ただただ『憧れのきみ』の姿を描いただけだったのです。


 髪の毛濡れてるけど、それは雨のせい?それとも、泣いているの?

 というか、雨の中何故傘も差さないで濡れてながら歩いているの?


 という、どこかぼんやりとした『想い』。

 それを描いただけでした。

 ですが、いくつか書くのであれば、テーマが無ければ。


 という訳で。


『憧れのきみ』の髪が雨であれ涙であれ濡れているのであれば、それは是非とも乾かしてあげたいと思いますよね。

 乾かすには、風が必要です。

 髪が乾けば、涙が乾けば、心が乾けば。

『憧れのきみ』に笑顔が戻るかもしれない。

 そんな、願望と希望を短歌にしてみました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る