第2話 また貴方ですか
やっほー
俺は寺田圭人!
転生したけど、不運にも食中毒で死んじゃった!
「・・・衛生管理の厳しい日本で食中毒に当たった挙げ句、それに対するアレルギー反応でアナフィラキシーショックを起こして死亡ってどんだけ運が悪いんですか」
「逆に運がいいのかも」
「まあ定義は人それぞれですが・・・」
「転生ってさ、回数制限とかあるの?」
「いえ、何度でもできますよ」
「2回日本体験できたから、次はアメリカ!英語喋ってみたい」
「なるほど。いいですね」
「アメリカのちょっと田舎町っぽいところで、すげえ普通な家庭がいいな。あとさ、ライフルとか撃ってみたい!シュワちゃんとかジョン・ウィックみたいに銃を撃ってみたい!」
「ジョン・ウィックは役者名ではなく映画の名前ですよ」
「えっそうだっけ」
「あとああいうふうに銃を撃つのは危険ですので」
「まあ銃が撃てればいいの!」
「そうですか。普通の家庭でいいのですね?」
「おーいぇあ」
「仕事が楽で助かります。」
「やっぱそういうのあるの?」
「色々注文されるとメモする量が増えるので」
「なるほど」
「では、前回と同じく魔法陣の上に」
「ばぁーい!えんじぇるす!」
「なんで複数形なんですか。それじゃ野球チームですよ」
ウィリアムズ・B・リチャード
職業:ガンショップのアルバイト
年齢:15歳
客の喧嘩を止めに入ったところ、整備不良で暴発した客の銃の弾が跳弾し、頭部に命中。よって死亡。
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