私の辛い思いで

NARIYOSHI

第1話

私は放課後に町外れの古本屋に来ていた。

「こんにちは」

「いらっしゃい、今日も来たかね嬢ちゃん」

そう言って出てきたのは私が毎日通っている本屋の店主さんの霧島さんでした。

「今日もゆっくりしていってね」

「はい」

そう言って近くの本棚に行こうとすると

「あ、嬢ちゃん」

霧島さんに呼び止められました。

「どしました?」

と私がそう問うと霧島さんが

「嬢ちゃん、今日倉庫の本読んでいきや」

「ほんとですか!!」

「お、おう、、、」

私はその言葉に驚いてつい叫んでしまいました。

それの理由は倉庫の本は何度言っても読ましてもらえなかったからですなかったからです。

そう言うと霧島さんが地下倉庫まで案内してくださいました。

「ちと汚いがすまんな」

「いえ倉庫の本を読ませていただけるだけで感謝しかないです」

「そ、そうか、、、」

霧島さんは少し困惑していましたが私は少しも気にしていません。

「そんじゃ俺は先にに上がっとくから読み終わったら嬢ちゃんも上がってきいや」

「はい」

そう言うと霧島さんは上がって行かれました。

私は正直今ものすごく迷っています 、倉庫の中には見た感じ1000冊ほどの本が並んでいます。 すごいのはそれらの本全てが全て違う種類の本ということです。この倉庫に限らず、この本屋にある本全てが違う種類の本であると言うことです。

すると光の反射でしょうか、少し光った本がありました。私はその本を手に取りました。

見た感じは厚さは成人男性の手のひらぐらいでしょうか、表紙が革ででできていて中の紙はとても黄ばんでいました。

「ま、これで良いでしょう。」

私はその本を読み始めました。

その本を数時間で読み終えすっかり夜を迎えていました。

「もうすっかり夜ですか」

部屋にあるひとつの窓から月が見えその風景は記憶に残るほど美しいものでした。

すると急につきが光ったと思えば光に飲まれた感覚がしました。

「大丈夫ですか、あのー」

そう聞こえる方に目を向けると兵隊の格好をした女性が私に話しかけてきていた。私が目を開けたことに気がついたのか近くにいたがたいの良い男性を呼びました。

「セドル長官」

私はその名前に聞き覚えがある。

なぜならその名前は私はさっきまで読んでいた本に出てくる人物の一人だったから。

「長官この子どうします?」

「この場所で寝ているのは怪しい、一旦戦艦の中に連れていき事情を聞く」

そう聞いた女性が

「わかりました」

そう返事すると倒れていた私を優しく起こし一緒に船の方えと歩いていく。私はその間周りを見ていた、私がいたには人気(ひとけ)のない山に囲まれた西洋風の小さい港だった。私が色々観察していると先程の女性が聞いてきた

「あなたの名前は?」

「私の名前は、、、」

そう言おうとすると

「あれ?」

名前が出てこない

「どうしたの?」

「すみません名前が出てこなくて」

「記憶喪失ね」

「何か思い出したことがことがあったら言ってね」

「はい」

私はそう知って戦艦の中に入ってい来ました。

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