第102話 チャンピオン・ウオーズで、ガンガン進む! 白沢茜達!!


「うおおお!!!」


「だらァァあ!!!」


「はい、隙有り! 死ね!」


「「「「「『『『『『!!! ぎゃあああ!!!』』』』』」」」」」


 勝ちまくり!! イエーーー!!!


 はい、森に入って、数分後!


 モンスターにも、プレイヤーにも勝ちまくって! 


 レベルも、上がりまくりな、私たちです! イエイ!


 3から5に上がって、ステータスの伸びもいいけど!


 それ以上にスキルの成長がでかいわね!


 私は、マフィアを10人召喚できて、探索や襲撃! 力押しに便利って感じ!

 

 喧嘩屋の桃は、拳で空気を飛ばす『風圧拳』! 発電して殴る『雷鳴拳』を取得! 


 属性攻撃のダメージ、マジヤバい!!


 殺し屋の唯も、爆弾に加えて、毒、罠、強化ショットガンに、スナイパーライフル、クリティカル・キルを取得!!


 遠距離や、誘い込みに断然強くなったから!


 おかげで、安定して、勝ててるわ! 


 ヒューーー!!!


 これは優勝あるかもね! うひひ!!!


 と、そう思いながら!


 森での育成を続けていると!!


「!? まって、何かある! これは……デカい洞穴?」


「え、どれどれ? って、マジだ! うわ!!」


「え、待って。これって……」


 ――北東の森・静かなダンジョン発見!


「「「!! ダンジョンだァァあ!!!」」」


 うおおお!?!?


 ダンジョン!? ダンジョンあるの!? このゲーム!!


 いや、そういえばここは王都をもとにして作った違う世界とか、ディエゴが言ってたから! 


 元のファンタジア・エルドーンの世界に、ダンジョンがあれば! あるのは当然かァ!!


 えっと、じゃあ。


「どうする?」


 入る? 入る?(ワクワク!)


「うーんそうねぇ。桃、サークルは?」


「ちょっと待ってぇ。うん。狭まりはしてるけど、私たちも動いたから、まだ余裕っぽい」


 ああ、そっか。サークルの事も考えないとね。


 こういうバトロワには、時間経過で狭まる円。サークルがあって。


 その外側にいるとダメージを受けるから、できれば余裕を持って動きたい。


 でも、そうやって動いてるユーザーを待ち構えて狩るのもセオリー。


 つまり、駆け引きの要素なのだ。


 ふーむ。


「はいはい! あたしは、ダンジョン潜りたい! まだファーム(レベル上げ)したいし!」


「私も、桃に賛成! ダンジョンには出口があるはずだから、潜って移動すれば、サークルダメージから逃れられるし。遮蔽物のない平野で、撃ち合い寄りはいいかもって、思ってる」


「唯は?」


「私も、賛成! 面白そうだし! 行ってみましょうか!」


「「おおおーーー!!!」」


 うんうん! そうだね! やっぱ面白そうってのは大事よね!


 じゃ、いくぞぉぉお!!!


「「「イエーーー!!!」」」


 っと、私たちは、ダンジョンの中に入っていったのだ!!!


 んで!


「「「「ぎゃっぎゃっぎゃ!!!」」」」」


『『『『『ゴブゴブゴブゴブ!!!』』』』』


「「「「「GGGGGOOOO!!!」」」」」


『『『『『ウイーーー!!!』』』』』


 ウエルカム・モンスターいっぱい!


 故に!


「マフィア・召喚! 撃ちまくれぇぇえ!!!」


「「「「「『『『『『うおおおお!!!』』』』』」」」」」


 私はマフィア10人召喚し! ショットガン撃ちまくり! 


「風圧拳! はい! 雷鳴拳!!! ドラァァあ!!!」


 桃も、風圧拳! 雷鳴拳で倒しつつ! 


「そこ! はい! そこ! 隙あり! そりゃ!」


 唯は、スナイパーライフルでカバー!!


 時折、抜けてくるモンスターには!


「魔法! 皆殺し・ダイナマイト! ドッガァァァンンン!!!」


「爆熱・トルネード・キック! そりゃあああ!!!」


「ロケラン祭り!! ヒーハー! イエーーー!!!」


『『『『『「「「「「!?!? ぎゃあああ!!!」」」」』』』』』


 っと、皆の魔法発動!!!


 ドンドン殺し、進みング!!!


 楽しィィいーーー!!! ししし!!!


「爽快ねぇ! 無双楽しィィい!!! ヒューーー!!!」


「ほんとだよ! もっと殴り殺そう! イエーーー!!!」


「いや、待って待って! そろそろ休憩よ! 料理と武具のメンテナンス! 強化にしましょうね!」


「「はーい!!」」


 っでも、無理はせずに! 途中で休憩! テント作り!


 ゲットした素材で、武器と料理を作るぜぇ! へへへ!!!


(やっぱこのゲーム、クラフトが大事なのよね。武器も耐久合って壊れるし! 素材を手に入れて作るのが基本! 料理でバフも基本って感じ!)


(……実は、森でモンスター狩ってる私たち、最適解なのでは?)


 うん。洞窟ダンジョンでも、良い具合に殺して、強くなってるし。


 もしかしたら、マジで勝てるのでは?


 そう考えながら、料理を食べ! 武器も製造! 完了!!!


 うん! 邪魔が入らなかったから、結構できた!!


 私はマシンガン! 強化ショットガン! 


 桃は、王者の衣! 防御・スピード・パワーUP!! 


 唯は、射撃ドローン! 爆発ドローン! バズ―カ!


 しっかり揃えてぇ!!


「! 扉発見!」


「行こう! GOGOGO!!」


「しゃあああ!!!」


 見つけた扉に、とびこんだら!


 ――ボス部屋へようこそ! ボス倒すまで、出れません! 開始!!


「GGGGGAAAAA!!!」


 なんか、巨大モグラが出てきたんですけどぉぉお!?!?


「「「ええええ!!!」」」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る