告白もまた、思い通りにいかない
あたし、待つのは好きだけど待たされるのは嫌いなのよね。
夜々ちゃんの習性を考えれば十五分前が妥当じゃないかしら。
という愛すべき友人達からのアドバイスに、思い通り事が進まない事実を混ぜ込んで熟考した結果――導き出されたのは、三十分前。
十五分前の十五分前から夜々を待とうと結論した。
これだけの猶予があれば不慮の事態にも対応できるだろうし、事前にたっぷり夜々のことを考えて心構えを済ませておける。つまりいざ顔を見た瞬間に脳内が夜々で埋め尽くされ、ヘンテコな発言が飛び出してしまう、なんて可能性を限りなくゼロに抑えられるというわけだ。
我ながら冴えている――などと浮かれ気分で自画自賛しつつ、積雲の流れる青空の下、憂は夜々が現れるのを心待ちにしていた。
時刻は十三時。
場所は名瀬宅からやや離れた交差点。
憂の荷物は小さめのクーラーボックスとランチバッグ、そしてウェットティッシュなどの入った底の深い手提げ袋。
念のため忘れ物が無いかをチェックして。
不備はなかったので姿勢を正して夜々を待つ。
友達同士や仲睦まじい家族が視界を横切っていく。憂には通行人が皆楽しそうに見えた。
楽しそうに、笑っている。
もしかすると自分も同じような顔をしているのかもしれない。
この時点でそうだとしたら、夜々が来てからは一体どうなってしまうのか。
憂は視線を右へ遣り、曲がり角を見る。
あそこからひょこりと姿を見せた夜々が、こちらに気付いて嬉しそうに駆け寄ってくる――そんな光景を想像すると、自分でも分かるくらい頬が緩んだ。
妄想を堰き止める弁がぶっ壊れ気味な憂は、夜々の何気ない仕草や発言を思い出しては悶絶してを繰り返す。
そうして短くない時間が過ぎ――やがてじっとしていられなくなり、曲がり角へ向かって歩き出そうとした。
と、そこで。
運命的ともいえるタイミングで。
角を折れてきた人物に目を奪われ、足が止まる。
だぼっとしたパーカーにショートパンツ、左手にはランチバッグをぶら下げていて、リュックの肩紐も見える。
いざお花見へと言わんばかりの出で立ち。
「あ! やっほー憂くん! お待たせー!」
と。
待ち人が――夜々が。
右手を大きく振って快活に笑み、憂の方へと小走りで駆け寄って来る。
ほんの数秒すらも待ちきれず、憂も夜々へ向かって歩き出した。
「ごめんね。待たせちゃった」
「全然平気。待ってる間も楽しかったから」
そうして二人は無事に合流を果たした。
現在集合時間の十五分前である。
「なにか面白いものでもあった? 私にも見せて!」
明るい声で言いながら夜々は視線を走らせ周囲を窺う。
とにかく楽しそうなその姿に、憂は顔に熱が集まるのを感じた。
だから、一呼吸置いて。
「夜々さんのこと考えてたらあっという間だったよ」
至って冷静にアクセルを踏み、歯の浮くようなセリフをさらりと投げた。
対する夜々はぴたりと動きを止め、ジト目。
かと思えば瞬く間に相好を崩し、ふにゃりとした笑顔を浮かべた。
「私のこと考えててくれたんだ。嬉しいな」
そして夜々は照れくさそうにしながら、右手で憂の胸をぽんぽん叩く。
鮮やかであざといグラデーションに憂は危うく告白を引きずり出されそうになったが、なんとか堪えた。
いましばらく耐えるのだ。
「今日は誘ってくれてありがと! たくさん楽しもうね! それじゃ早速出発――と見せかけて!」
夜々は右手をポケットへ突っ込み、勢いよく引き抜くと。
手の平に乗せた珍妙な造形のキーホルダーを憂へ差し出した。
「その前にお土産をどーぞ」
「ありがたく頂戴します」
受け取った白い生物を宙に翳して視覚で楽しんだのち、もう一度感謝を告げてポケットに仕舞う。
葉火と三耶子にも色違いを用意しているらしい。
「ほんとはお菓子とかの方がいいんだろうけど、みんなにも気に入ってもらいたいなーと思って」
と、夜々はちょっぴり恥じらった様子で頬を掻き、取り繕うように進行方向を指した。
「よーし今度こそ出発!」
そんな夜々に笑い返して。
憂は自分の荷物を右手にまとめ、空になった左手で夜々の手を握った。
「――っ! っ!?」
「それじゃあ行こっか。続きは歩きながら話そう。土産話、たくさん聞かせてよ」
ごく自然にさりげなく手を繋ぐことに成功した――ことにする――憂は夜々の手を引いて歩き出す。
一拍遅れて動き出した夜々が、ととと、と憂の隣に並んでぎゅっと手を握り返した。
「こ、これは一体? はぐれないように?」
「夜々さんと手を繋いで歩きたくて」
「なー、るほど」
「離したくないから握った、っていうのが正しいかも」
のべつ幕無し。
先程からずっと好意がだだ洩れな憂だった。
薄々勘付いてはいたが、事前に心構えを済ませたところで全く少しも意味など無いのだ。
内心グチャグチャながらも平静を装う憂を、夜々が「むー」と今度はジト目を維持したまま見つめる。
「……私が今なに考えてるか分かる?」
と平坦な調子で言われて。
調子に乗りすぎたことを察した憂が一度手を離そうとする。
しかし、その脱力を狙い澄ましたかのように、夜々は握る力をさらに強め――
「憂くんといっしょ」
混じりっ気のない嬉々とした笑顔でそう言った。
いっしょ。
つまり離したくないということ。
見事なカウンターを食らってしまった憂は堪らず視線を右へ逃がした。
「て、照れられると私も……憂くんが言い出したのに」
「ご、ごめん。ほら、僕、夜々さんの言動が全部ツボに入るから」
しばらく二人は正反対を向きながら、けれど手を離さずに歩を進め、やがてどちらからともなく正面へ視線を戻した。
一旦リセットしよう、というのが重くない沈黙の中に漂う共通認識のようだった。
ということで。
「テーマパークの話を聞かせてよ」
前日の名瀬一家を話題に上し、そこから徐々に平常心を取り戻した。
駅が見えてきた頃には陽気な二人組の出来上がりである。
止められるものなら止めてみろとばかりの足取りで進む二人だったが、信号が赤へ変わったことで停止を余儀なくされた。
そこで一度会話が途切れる。
憂は隣の夜々を窺う。少し遅れて視線に気付いたらしい夜々が「んー?」と見返してくる。
「どしたの?」
「いや、なんでも……ある。可愛いなと思って」
「かっ……こ、こやつめ」
夜々はしおれたかと思えばすぐさま胸を張り、表情を自信で彩ってみせる。
どうやら反撃に出るつもりらしく、不敵に笑んで。
「とーぜんだよ。私は教科書に載る美少女だからねっ!」
と。
まるで葉火のようなことを葉火のような調子で言って。
今度は三耶子のような早さで頬を赤く染め、俯いてしまった。
「……ご、ごめんなさい。今のは無しでお願いします……」
「いくら夜々さんのお願いでも聞き入れかねる。二十階の高さから転落しても、この記憶は抜け落ちない自信があるよ」
「記憶どころの話じゃないと思うな! いいから忘れて!」
「断る!」
「わーすーれーてー!」
恥ずかしそうに叫びながら夜々は右手を前後に激しく振る。
手は繋いだまま離さずに。
忘れさせようと必死な夜々の行動は、憂に忘れられない記憶をまた一つ刻み込んだ。
お花見デートは、まだ始まったばかり。
〇
電車で一駅移動したのちバス停まで徒歩で移動して、三分遅れでやって来たバスに乗り込む。憂達の他に乗客はいなかったため、最後列の席に陣取らせてもらった。
車内では静かに互いの弟妹を写真で自慢し合い、二十分ほど経過した頃、目的地へ到着してバスを降りた。
目的地とはいったが、ここからもう少しだけ歩く必要がある。
と、そこで憂は自身の失態に気付いた。
「浮かれて忘れてた。荷物、僕が持つよ」
「お気になさらず! あんまり片っぽの手にまとめちゃうと大変でしょ」
そう言って夜々は憂の左手を握り、
「こっちは空いてないんだからさ」
いたずらっぽく微笑んだ。
そんな夜々を憂はほとんど真顔で凝視する。これは自身の衝動を無理やり理性で抑え込んでいるが故の現象である。けれどすぐに耐えられなくなり、だらしなく笑った。
そこからも夜々のあざとい攻勢は続き、短くも濃密な時間を過ごし――そして。
お花見の会場である
辺り一面とはいかないまでも、中央の広場を囲むように薄い桃色の花をつけた桜の木が並んでいる。
「少し時期が早いから心配だったけど、綺麗に咲いてて良かった。目もあやにって感じだね」
憂は言った。
白々しくも。
こんなことをほざいてはいるが、ばっちり下見は済ませている。
前日――場所を決めるにあたって憂達は髭親父や古海夫妻、姉倉夫妻に奈良端先生など知っている大人に片っ端から協力を仰ぎ、候補をいくつもリストアップした。
その際に葉火が「咲いてなかった大変じゃない」と当然の懸念を呈し、それを解消するために白羽の矢が立ったのは、巳舌さん。
仮眠中のところを葉火に叩き起こされた挙句、車の運転手に任命された悲劇の人である。
そうして四人で候補地を回り、吟味に吟味を重ねた結果、この八津鞠公園が本日の舞台となったのだった。
巳舌さんには後日度数の高いお酒を贈ると約束した。
「ひゃー綺麗! あんまり人いないのが不思議だよ!」
夜々に手を引かれて園内へ入る。
風を受けて揺らめく桜の花を、見上げて歩く。
ふと、夜々が顔を正面へ戻すと、落ちてきた花びらが頭の上に乗っかった。憂は気付かれないよう静かに微笑んだ。
しばらく散歩を続けていると、一本の木の前で夜々が足を止めた。
他と比べて小さいながらも、立派な花弁が力強く咲き誇っている。
きっとこの木を気に入ったのだろう。
「ここにしようか」
「うん。眺めもいいから私のオススメ」
惜しみつつも繋いでいた手を離し、夜々のリュックからレジャーシートを取り出して広げる。四隅を靴や荷物で押さえ、セッティング完了。
中央にランチバッグを置き、二人は向かい合う形で腰を下ろした。
「早速だけどご飯にしよっか。はいどーぞ!」
「いただきます。どうぞ」
互いのランチバッグを交換して。
憂も夜々も待ちきれないといった風で中から弁当箱を取り出した。
まずは憂から蓋を開ける。
夜々の手作りのお弁当。
中身は梅と大葉や桜えびを混ぜ込んだ丸いおにぎりが二つずつと、串に刺さったつくねや卵焼き、たこウインナーやレタスにミニトマトと彩り豊かなラインナップ。
「お弁当まで可愛い。すごく美味しそうだ」
「私も上達したものだよ。デザートには虎南からの差し入れで桜餅もあるよ!」
得意顔で胸を張った夜々が「では」と続けて蓋を開ける。
そして――
「ひゃー! 可愛い! ハムちゃんだ!」
と、可愛らしい声ではしゃいでくれた。
憂が作ったのは、いわゆるキャラ弁。
おにぎりがひまわりの種を抱いたハムスターのデザインになっている。
その周囲を卵焼きやアスパラをベーコンで巻いたもの、コロッケにブロッコリー、きんぴらごぼうが飾っている。
「そういえば前にキャラお粥作れるって言ってたよね、私を看病してくれた時。ほんとだったんだ」
「ごめん、あの時は冗談だった。今回が初挑戦。さあ、夥しい数の犠牲の上に生まれたハムちゃん、可愛がってあげてよ」
「ちょっとちょっと!? 急に不穏な設定が生えてきちゃったけども!?」
弁当箱を抱きしめるようにしてハムちゃんズを守ろうとする夜々。
マッドサイエンティストのような扱いを受けてしまったが、あながち間違いではない。
「氷佳と渦乃さんにかなり扱かれたよ。二人共かなり張り切ってさ」
「憂くんはお母さんって呼ぼうね」
今朝のことを思い出す。
近頃氷佳と生活リズムが絶妙に合わなかったため話せていなかったが、今日になってようやく夜々への恋心を打ち明けたところ、氷佳は目の色を変えた。
氷佳の興味のまま洗いざらい吐かされて、聞き耳を立てていた渦乃も加わり――一肌脱ぐよとスパルタお料理教室が始まったのである。
プライドは細切れにされてしまったが、おかげで急遽生まれたキャラ弁というアイデアを実現できたうえ、こうして夜々が喜んでくれたので、文句の類は一切無い。
「氷佳ちゃんと渦乃さんにもお礼しないとだね。食べちゃうの勿体ないなー」
「じゃあ僕が食べさせてあげよっか。泣きながら口に押し込むよ」
「私がこの子達を守るっ!」
そんな風に生まれたての親心を貫こうとした夜々がふにゃりと笑って。
二人で姿勢を正して手を合わせ、遅めのお昼ご飯を食べ始める。
憂がおにぎりを頬張ると、夜々は覚悟を決めたような表情でハムスターのうち一匹の頭部を齧った。
「ご飯に味ついてる! おいしい!」と、舌鼓を打つ夜々。
「ともぐ……ともごぉ焼きも美味しくできたと思うよ」
「いま共食いって言おうとしたでしょ」
慌てて言い直すも彼女のジト目は全てを見通していた。
「ごめん、つい。夜々さんってハムスターみたいな愛らしさもあるからさ」
「あんまりからかうと齧っちゃうからね――」
唇を尖らせて不満気にする夜々だったが、言い終える直前、何かに気付いた顔をして口元を綻ばせる。
おかしいものを見つけちゃった、という感じ。
「憂くん憂くん。ご飯粒ついてるよ」
と、小さな笑みを零して。
夜々は弁当箱を置くと身を乗り出して、憂の口元へ手を伸ばし――
「うそでした」
人差し指の先で憂の下唇をつっつき、表情をいたずらっぽいものに切り替えた。
子供っぽく、それでいてどこか蠱惑的な、そんな表情。
こちらの油断を一刺しする見事な攻めの一手に、憂は背を伸ばして硬直した。
「ふふっ。憂くんってばかわいー」
からかわれたら、からかい返す。
それが夜々との関係における鉄則。
これまで幾度となく繰り返してきたはずなのに、見方が変わったいま、その味わいはまるで別物だ。
あらゆる感情が、理性が、シンプルな二文字に塗り潰される。
「ダメだ……好きすぎる」
憂は俯いて自分にしか聞こえない声量で呟いた。
顔を上げると元の位置に戻った夜々が、如何にも上機嫌に卵焼きを頬張っている姿が目に入った。
――本当に思い通りに事は進まない。
お花見はまだ始まったばかりなのに。
そんなことを思いながら、憂は弁当箱を持ったまま立ち上がり、夜々の左隣へ位置を変えて座り直した。それだけでなく、肩を寄せてぴったりくっつける。
憂の反転攻勢に夜々はいくらか驚いたようだったが、
「私とくっつきたくなったんだ」
と、からかうような調子。
夜々は未だ攻める側の余裕を保っていたが、しかし憂は怯まない。
「うん。僕は夜々さんの一番近くにいたい」
「…………」
憂が弁当箱を置くと、夜々も同じようにする。
「一つ、わがままを言ってもいい?」
「聞く。なんでも言って」
少しの間も置かず応じてくれた夜々に、憂は言った。
「もうちょっとくっつきたい」
憂のわがままに、夜々は「うん」と呟いて。
くてんと頭を倒して憂に寄りかかる。
まずは、なんて嬉しい前置きも添えてくれた。
「……今日の憂くん、いつもとちょっと違うね」
「……分かる?」
「分かるよ。すっごくドキドキする」
夜々が心地よさそうに憂の肩に頬ずりをして、くすぐったそうに笑う。
可愛らしい仕草。
小動物ではなく一人の女の子として。
夜々のことが好きで好きでたまらない、と憂は思った。
これ以上耐えられる気がしないし、そもそも、耐える必要なんてないのかもしれない。
――まったく本当に、思い通りにはいかないものだ。
再び脳裏に浮かんだそれは、この半年間を。
そして今日という日の今この時を物語っていた。
もっと取り留めのない話をして、ゆっくり花見を楽しんで、楽しんでもらって、そして帰り際に気持ちを伝えようなんて考えていたのに。
利口ぶるなとでも言うように、そんな考えは一蹴されてしまった。
好きなんだから好きな時に好きと言え、なんて。
恋心というどこまでも自由奔放な自分自身が、そう言っている。
逆らう気は――起こらない。
「一年前は、家族以外の誰かとこんな風にお花見するなんて、考えもしなかった」
桜の花に視線を置いて、憂は心のままに本題へ向けて走り出した。
「色んなことがあったね」
微笑み交じりに夜々が応じる。
「僕を取り巻く環境が目まぐるしく変わっていった。瞬きするのも勿体ないくらい、楽しかった。生まれて初めて友達ができて――」
夜々達と出会って。
恐れを知らない彼女達の在り方に。
己を知らない自分を変えてもらった。
これからも変化と共に、移りゆく日々の中を生きていく。
変化とは、変えたくない部分を見つけること――大切なものを自覚すること。
変えたくないもの。
大切なもの。
憂の隣に夜々がいる。
夜々の隣に憂がいる。
「生まれて初めて、女の子に恋をした」
大切そうに憂が言うと。
夜々は肩につけていた頭を離し、反り返るくらいに背筋を正した。
そんな夜々を見て。
見つめて。
「夜々さん。聞いて欲しいことがあります」
「は、はいっ!」
上ずった返事と共に、夜々はぴょこんと跳ねるようにして憂との間に距離を設け、正座する。
憂もまた正座をして、夜々と向かい合う。
赤らんだ頬と期待するような瞳で続きを待ってくれている。
憂は小さく息を吸う。
瞬間、思い出す。
かつて話した――I love youの訳し方。
あの時は答えられなかったけれど、今は明確な答えを持っている。
答えの出し方はずっと前に教えてもらっていた。
他ならぬ夜々に。
夜々への恋心を自覚したのは最近だけど――惹かれていたのは、きっとあの時からだ。
思っていることを口にする。
大事なことを言葉にする。
伝わるように、伝える。
だからどれだけ張り切っていようとも、一言で。
シンプルに。
「僕は夜々さんのことが好きです。ずっと一緒にいてください」
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