第5話 魔物を討伐したい

 学園の前期休みは2ヶ月あるの。

 アントお兄様のオド姉様に甘やかされる日々を送ってるの。毎日交代で一緒に湯浴みをして寝てるから、私の部屋は全然使ってない(笑)


 毎日の訓練も良いけど、兄姉様達が居るんだから、少し遠出をして魔物討伐とかをしてみたいんだよね。なのでお母様に聞いてみる事にしたの


「お母様〜♪、お兄様達と魔物討伐をしてみたいのですが…ダメぇ?」


 甘える感じ言ってみると


「そうねぇ、子供達だけだと少し心配だから、アザレアを連れて行くなら、Dランクまでなら行っても良いけど、危ないと思ったら必ず退避するの。判った?」

「うん♪約束する!お母様大好き〜♪」


 アザレア同伴だけど魔物討伐の許してくれたので、お母様に抱きついて頬にキスのお礼をしたら、とっても嬉しそうにしてた♪


 許可がでた事をお兄様達に知らせに向かおうとしたら、アザレアが現れて


「サツキ様、ご兄姉様方には既にお伝えしました。魔物討伐となると普段着ではなく、それなりの装備が必要になります。武具商会を呼びましたので、午後はサロンでご試着して購入する事になりますので、ラフな服にお着替え下さい」


 専属メイドは仕事が早い!

 早速、部屋へ着替えに行こうとすると、オド姉様がやってきて


「サツキ〜、お姉ちゃんが一緒に行くから安心してね♪もし、危険になっても兄様と私がサツキには傷1つ付けさせないからね!それと、お昼から武具商会が来るらしいわね、お姉ちゃんがサツキに似合う可愛い装備を選んであげるわ♪早く武具商会が来ないかしら?」


 オド姉様はなぜか興奮してる…

 昼食後に、武具商会が来たので装備を試着するんだけど…何故か?お祖母様も来たの


「私の天使が装備を揃えるって聞いたら、懇談会なんてしてられないわよ!私の伝手の商会も呼んでおいたわ♪」


 うん…お祖母様、懇談会を飛ばすなんて(汗)

 装備の試着と購入だった筈なのに、普段着にドレスまで試着するという、お披露目ファッションショーになってしまったのは言うまでもない…そして購入したのは


〘聖光のワンピース〙

〘龍姫の胸当て〙

〘龍姫のグリーヴ〙

〘水虎のガントレット〙

 その他ドレス含めて20着ほど…


 どれも国宝級の装備なのにポンポン購入したの、支払いは言うまでもなくお祖母様だった。流石にお母様も『贅沢すぎる』と言ったんだけど


「サツキの命を守る為の物に、値段なんて関係ないプライスレスわ。」


 と一蹴、お母様の意見は全く通らなかった。


 そんな訳で、私の装備は無事に揃ったので、明日から魔物討伐へ行く事になったの♪


 討伐メンバーは私、アザレア、アントお兄様、オド姉様、レティ姉様、オーリ兄様の6人で、私以外はみんな魔物討伐経験者なので、Dランク程度なら余裕なので心強いね。

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