異世界転生、確定した未来に抗います
小桃
サツキ 幼少期編
第1話 皐月からサツキへ
陸上自衛隊 特殊作戦群 特殊部隊所属、有馬 皐月准陸尉は、朝鮮半島にて拉致された邦人救助の任務中に殉職した。
要救助者は皐月の犠牲により無事であった。国家機密の漏洩を防いだ英雄であるが、特殊任務の為に皐月の功績は表沙汰に成らなかった。
それが特殊作戦群 特殊部隊なのだから…皐月の死は旅行先での不慮の事故として扱われ、親族は皐月の真相を知らずに荼毘に伏せたのだ。
そして、殉職した皐月は…前世の記憶を持ったまま、転生していたのであった。
「ヴァネッサ様、とても元気な女の子でございます」
「あぁ、本当に可愛いわね。ローズブロンドの髪色はお義母様と同じね」
「ヴァネッサ、本当にご苦労さま。ローズブロンドの髪色は母の生まれ変わりみたいだ。この子名は母と同じサツキにしよう」
「サツキ、よい名ですね。私がママよ、サツキ産まれてくれてありがとう」
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読者の皆様に楽しんでもらえる様に、毎日更新を続けますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
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