輝く石たち

さらにゆるっと？ ガーネット

このエッセイは、「気楽に」「ゆるっと」書くことを主たる目的としておりまして、

前回は力を抜いて書いたつもりが、なんだかんだと詰め込みすぎたかな？　と早くも方針の見直しに入っています（笑）

とりわけ、鉱物学的な内容については調べればある程度わかることでもあるので、

このエッセイだからこそ提供できるお話――私自身が感じた／体感した石の個性や魅力をメインに書くことにしようと思います。

……ここで終わるのも申し訳ないので、「肩に力が入りがち」な方におすすめの石をひとつ、ご紹介させてください。

ガーネット――1月の誕生石で、ざくろ石とも呼ばれています。

ガーネットの代表格とも言える、ワインレッドカラーのロードライトガーネットのほか、カラーチェンジガーネット、スペサルティンガーネット（見るだけで元気が出そうなオレンジ色）、その希少性を高く評価されているデマントイドガーネット（煌めく深い緑！）などなど、いろんな種類の魅力的なガーネットがありますが、

全てのガーネットに共通して言えるのは、「実り」を与えてくれること。

努力を実らせてくれるパワーがあると言われているガーネットですが、それは「あなたを苦しめる（間違った）努力からの解放」も意味します。

ガーネットはあたたかい石。一緒にいると、なぜかほっとする。

不安にならなくていいんだよ、頑張りすぎなくていいんだよ、もっと肩の力を抜いていいんだよ、ということを教えてくれます。

頑張っているのに報われない。つい気合が入りすぎて空回りしているのではないか？　そんなもどかしさや心配をそっと取り除いて、ほっとするエネルギーを与えてくれる。

ガーネットはいつだってあなたの努力が正しく報われることを応援してくれる、頼もしい味方です。