第4話 理不尽

六月から台風直撃 三十度超の最高気温

身近に潜む気候変動

永く青い星を傷つけたツケは

いつも若い世代にまわる


きりがない 戦争紛争

人が虫けらのように殺されてく

誰もが内心思ってる

「うちの国じゃなくて良かった」


楽しめない 喜べない

生きてることに罪悪感

悲しめない 怒れない

何を言っても無駄なんだもの


嘲笑うように豪雨は降って


どうせ生きなきゃならない

宿命背負ってる

僕らは愛に 飢えて 飢えて

理不尽すぎた世界で

雨に 濡れて 濡れて


それでも素敵なあしたを

夢見て 夢見て

自分の命という希望を

抱いて 抱いて


僕ら歩きだすんだ

ぬかるんだ道の上に

足跡刻みつけて

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