夜の回廊
酒を飲んで 時間も飲んで
いつ店を 出たのだろう
道が柔らかいのか
歩きづらい
いや 俺がフラフラ
歩いているのか
こんな雑に 飲んだ日は
翌朝 体に雷鎚の一撃
酒が 体から抜けるまで
水を飲んで 横になる
なんて無駄な 時間なんだ
毎回思う 思うだけ
希望と情熱 熱く熱く
未来の自分を 夢見ていたけど
それだけじゃ だめなんだ
分かっていたけど 目を逸らし
こんなになるまで 無駄にもがいて
いつの間にか 水面に
顔を出すことすら 出来ずにいた
俺の吉祥天は どこにいる
またそんな 他力本願
嫌になるほど 俺らしい
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