うなだれる若葉を濡らすにわか雨 止めば仰げよ雲を割く虹

うなだれる若葉わかばらすにわかあめ めばあおげよくもにじ


(夕立の虹)


 雨に打たれてうなだれるように下を向いている若葉は、それでも雨が上がると首をもたげるようにして空を仰ぐでしょう。若いうちは色々あって凹まされることもあります。でも、若さはそうしたことにへこたれないエネルギーを持っているものです。それを信じて疑わないようにしてほしいですね。

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