㉒石川 桜【大和撫子】



㉒石川桜(いしかわ・さくら)


 意志の強そうな太眉に桜のかんざしを挿した黒髪ロング、一人で和装の着つけもできると、絵に描いたような大和撫子だが、実は元ヤン。

 名の知れた老舗旅館の一人娘で、かつ次期女将候補として期待をかけられる立場に嫌気が差し、スケバンじみたことをしていた。その時の異名は「散らずの桜」。過去の蛮行を恥ずかしく思い、悪名の知れた地元から離れた本校を選んだ……のだが、時折昔取った杵柄が顔を覗かせ、ごまかしてきれていない。あまりの迫力に【㉑赤松まもり】から恐れられている。

 そのため、日本文化が大好きな【⑧高塚・ヘップバーン・りら】からも渋い顔をされている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る