㉑赤松まもり（あかまつ・まもり）

　主人公を「ザコ教師」と高飛車に呼んで舐め腐る超問題児。いわゆるメ〇ガキ。

　転校してきた中学時代からこんな調子が続いており、棘のある物言いから長らく友達らし友達もいなかった。それには理由があり、転校前に酷いいじめを受け、弱い自分を覆い隠す鎧として身に着けたもの。長い髪をしていたが、無理矢理切られてセミロングになっている。秘められた過去だが、破滅的な匂いを嗅ぎ取った【⑳毒島咲】には見抜かれている。

　超問題児とされながら指導に至っていないのは、同じ教師が対応を誤った後ろめたさがあったからだが、主人公はそれに甘んじることなく諫めている。内心そんな主人公を好意的に思っており、半ば依存している。