第13話 渋谷冒険者ギルド

人生は2度目に会ったときの印象が大切だと思ってる。一度目はクソゲーの要素はなくても、二度目には必ずクソゲーの可能性がつまってるから。


渋谷の冒険者ギルドに戻ると、受付嬢が嫌そうな顔で僕を見ている。


「あんた・・・生きてたのね?」


「ちゃんと冒険して来ました!」


「まあ、いいわ。それじゃあ、これ。おにぎり×3ね」


「ええええええええええっ」


受付嬢の態度が悪い。人間を贔屓している。暮らせない浮浪者みたいな人間を人として扱わない人がいる。切り捨てられる人間の心って、どうしたらわかるだろう。


なんで働いたのに、おにぎりだけなんだよおおおおお。うおおおん。これはクソゲーじみてる。冒険の報酬がおにぎりなんて。江戸時代っぽいぞ。


「・・・文句ある?」


「いえ。文句ありません」


時刻は夜になっていた。


僕は腹が減って、そこで、考えた。


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コマンド

1・おにぎりをくおう。

2・牛丼をくおう!!!↓↓↓

(BAD END)

https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658220756374

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