さえづりの 真ん中にある 回青橙

 ๛(-△-;)ハァー ಇ


・さえづりの 真ん中にある 回青橙

(さえづりの まんなかにある かいせいとう)



【エピソード】

「転入先で、友だちなんか できるはずない」って、両親に愚痴をこぼしていたんだ。それなのに、こちらの学校にも素晴らしい友達ができて、2つの思い出が ぶつかり合う。だから、どちらの学校で卒業するを選べないでいた。


苦悩する転校生を 幼馴染が諭した 言の葉。

「ライバルに不安をいだいたら、女は負けよ」

自分を大事にして、傷つきたくない、そう思うから不安になる。


――それに 気づかされた彼女は『 初恋 と 2番目の恋 』どちらが一番必要なのかを決めるために、ふたたび転校する決断をしたのだ!――とか、かってに解釈をしている 陰キャの 俺。頭のなかに住み着いた彼女。喜び と 哀しみ の感情がグルグルと回るのでした。


季語:回青橙(冬)

棄て句:笑い声 聞こえしころに 時、戻す

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