第13話 小さな親切運動スタートの日/『知らぬが花』
「小さな親切大きなお世話とかぬかす奴の気が知れねぇ」
「他人に無関心が通常モードな世の中で、ありがたい存在だよな」
「自分のためを思ってしてくれる言動を従順に受け止めねぇとだろ」
「それを聞いて安心したよ。お前の彼女、昨晩イケメンと腕組んで歩いてたぞ」
「それはさ……ありがた迷惑だよ」
◆6月13日は「小さな親切運動スタートの日」/2023年6月13日作
#140字小説『知らぬが花』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます