【第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト】俳句の部(連句)

解説的な何か

上が女性目線、下が男性目線で書きました

上下で対比とかになってたりします

入学式から卒業式とそのあとみたいな感じです

場面展開とかはそこまで考えてませんが、、、

なるべく繋がってるところは季語合わせた感じです

1

陽春や　凛々しいあなたの　立ち姿

季語　陽春（春）

楚楚の声　壇上見れば　花水木

季語　花水木（春）

2

輝かしい　薫風の如く　走る君

季語　薫風（夏）

風光る　朧のような　歌う君

季語　朧（夏）

3

思い出す　夏露に輝く　青春アオハルを

季語　夏露（夏）

夕立や　相合傘を　偲ぶこそ

季語　夕立（夏）

4

忘らるる　見て見ぬふりす　戀心

季語　戀（春）

迷うなと　夜霧に溶けた　この気持ち

季語　夜霧（夏）

5

秋日和　世紀の一戦　勇気出し

季語　秋日和（秋）

天高し　忠犬如く　君を待つ

季語　天高し（秋）

6

「付き合って」　あなたの返事と　秋祭

季語　秋祭（秋）

秋の声　一番星に　「はい」という

季語　秋の声（秋）

7

初デート　雪降る町で　彼を待つ

季語　雪（冬）

細雪　元気な君に　誘われて

季語　細雪（冬）

8

麗らかな　誰よりかがやく　天陽や

季語　天陽（春）

君の上　春北斗より　三日月か

季語　春北斗（春）

9

彼を見る　アストロメリアも　まっすぐに

季語　アストロメリア（春）

春の花らしいです。詳しいことは知りません（-人-）

卒業式　やっぱり君は　一番前

季語　卒業式（春）

10

心地よい　しゅんと共に　雲のよう

季語　春（しゅん）（春）

青天や　みずきは隣に　子も隣

季語　花水木（みずき）（春）