あなたがいなくなってしばらく経った頃

目覚めればあなたの影はそこになく夢のあなたを思い出す朝


教室へ行けばあなたの机には白い小菊が露を纏って


先生の方程式も上の空それでも今は許される傷


二人して自転車押したこの道を今は一人で無言で歩く


制服に皺が寄るとかどうでもいいあなたに会うためベッドへ沈む

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