【18歳以上向け】ただ、おせっせするだけの話(前編)


  *


 俺は覚悟を決めて、そっと彼女を抱き寄せる。


 すると、彼女は一瞬だけ身体を強ばらせたものの、すぐに力を抜いて俺に身を預けてきた。


「は、初めてだから……優しくしてね……」


「ああ」


 俺はゆっくりと顔を近づけていくと、そのまま彼女の唇を奪った。


 そして、しばらくお互いの唇を堪能したあと、俺たちは舌を絡めあう濃厚なキスへと移行していく。


「んむっ、ちゅるっ、れろっ、ちゅっ、じゅぷっ、んんっ、ぷはぁ……」


 長いキスを終えると、俺たちの間には唾液の橋が架かっていた。


「キスって、こんなに気持ちいいんだね……もっとしたいな」


「俺もだよ。でも、その前に……」


 俺は彼女の身体を少し離すと、その美しい裸体を目に焼き付ける。


 シミ一つない綺麗な肌、女性らしい曲線美を描く肉体、そして、まだ男を知らない秘所。


 何もかもが俺の理想通りで、見ているだけで興奮してしまう。


「綺麗だよ……」


「ありがとう……。ねぇ、触ってみて?」


 彼女が俺の手を取り、自分の胸に押し当てる。


 手のひらに伝わってくる柔らかな感触、そして、そこから伝わってくる鼓動。


 その全てが愛おしくて、俺は夢中になって揉みしだく。


「あんっ、そんなに強く揉んじゃダメぇ……んんっ、あっ、乳首も同時に弄らないでぇ……!」


「すごいな……本当に女の子だ」


 俺は彼女の胸から手を離すと、今度は下腹部へと移動させる。


 そして、割れ目に沿って指を這わせると、そこはすでに湿り気を帯びていた。


「んっ、そこは汚いからダメだよぉ……」


「そんなことないさ。それに、これからここに俺のを入れるんだから、しっかりほぐしておかないとな」


「そ、そうだね……。じゃあ、お願いしてもいいかな……?」


「もちろん。それじゃ、足を開いてくれ」


 俺の言葉に頷くと、彼女は恥ずかしそうにしながらも、ゆっくりと足を開く。


 それを確認したあと、俺は割れ目に指を入れ、膣内をかき回し始めた。


「ひゃうっ! ああっ、そこっ、すごくいいっ!」


「ここがいいのか?」


「うんっ、そこがいいのぉ……! もっと激しくかき回してぇっ!」


 彼女が気持ち良さそうに喘ぐたび、膣壁が収縮して指が締め付けられる。


 どうやらかなり感じているらしく、膣内からは愛液が溢れ出してきていた。


「そろそろいいか……入れるぞ」


「来て……私の中にいっぱい注いでほしいの」


 その言葉を合図に、俺はズボンを下ろしてガチガチになったペニスを取り出す。


 それを見た彼女はゴクリと唾を飲み込むと、期待に満ちた目で俺を見つめてきた。


「これが君の中に入るんだよ」


「す、すごいね……。こんな大きいのが入るんだ……」


 彼女はそう言うと、恐る恐る手を伸ばしてきて、竿の部分に触れる。


 そして、何度か撫でた後、亀頭部分を口に含んでフェラチオを始めた。


「うおっ!?」


 突然のことに驚いていると、彼女はさらに奥まで咥え込んでいき、喉奥で先端を刺激する。


 あまりの快感に思わず腰が引けてしまうが、彼女はそれを逃さないとばかりに抱きついてきた。


「んぶっ、ぢゅるるるっ、じゅぽっ、ちゅぱっ、れろぉっ、ぐぽぉっ……!」


「やばっ、もう出そうだ……!」


「らひへいいよっ、わらひのおふひのなかにたくしゃんらひてぇ!」


 限界を迎えた俺は、彼女の頭を掴むと一気に引き寄せた。


 その瞬間、喉の奥まで突き入れられたことで呼吸ができなくなってしまったのか、彼女は苦しそうな表情を浮かべる。


 しかし、それでもなお舌を動かし続け、射精を促すように吸い上げてきた。


「ぐっ、出るっ!」


 次の瞬間、俺は大量の精液を彼女の口内に吐き出した。


「んん~っ!? ごくっ、ごきゅっ、ごくっ……!」


 最初は驚いた表情を浮かべていたものの、すぐに嬉しそうに微笑むと、喉を鳴らしながら飲み込んでいく。


 やがて全て飲み終えると、最後に尿道に残った分まで吸い取ってから口を離した。


「ぷはぁ……ごちそうさまでした」


 そう言って笑う彼女の顔は、とても満足げだった。


「どうだった? 初めて男の味を知った感想は?」


「うーん、苦いけど癖になる味だね。でも、やっぱり慣れないかも」


「まあ、それは仕方ないよ。とりあえず、続きをしようか」


「うん、いっぱい愛してほしいな……」


 俺たちは再び唇を重ねると、そのままベッドに倒れ込んだ。


 それからしばらくして、お互いに一度ずつ絶頂を迎えたところで、俺は彼女を四つん這いにさせる。


「ねぇ、後ろからするの……?」


「ああ、その方がお互い楽だからな」


「そっかぁ……それならいいんだけど……」


 彼女は少し残念そうな表情を浮かべるが、俺が挿入しようとすると大人しく従った。


 そして、十分に濡れていることを確認したところで、ゆっくりと腰を進めていく。


「んんっ、入ってくるぅ……!」


「痛くないか?」


「平気だよ……だから、もっと奥にちょうだい……」


 その言葉に頷き返すと、俺は一気に奥まで貫いた。


 それと同時に、強烈な締め付けが襲ってくる。


「ああぁっ! お腹の奥に当たってるっ!」


「動くぞ」


「うん、お願い……」


 俺は彼女の腰をしっかりと掴むと、ピストン運動を開始した。


 すると、それに合わせて膣内が激しく収縮し、俺を離さないと言わんばかりに絡みついてくる。


 その刺激に耐えられず、すぐに限界を迎えてしまった。


「うっ、出る……!」


「私もイっちゃうぅっ!!」


 ほぼ同時に絶頂に達すると、俺たちは繋がったままぐったりと倒れ込む。


 しばらく余韻に浸っていた。

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