【18歳以上向け】サキュバスに魅了された僕の結末


  *


 サキュバスの見た目の特徴は、耳と尻尾に、背中の羽。


 それ以外は人間と変わらない。


 しかし、サキュバスは人間を惑わすことに長けた種族である。


 そのため、魅了の魔法や幻術といった魔法が使える。


 そして、その能力は人間の比ではない。


 サキュバスは魔力も高く、身体能力も高いため、並の人間では太刀打ちできない。


「う、うわぁぁぁぁ!! サ、サキュバスだぁぁ!!」


 突然、目の前に現れた彼女を見て、俺は腰を抜かしてその場に尻餅をついた。


「あら? 私って、そんなに珍しいかしら?」


 彼女は、不思議そうに首を傾げた。


「あ、当たり前だ! な、何で、サキュバスがこんなところに……」


「それはね……あなたの精気をいただきに来たのよ」


 そう言って、サキュバスは妖艶に微笑んだ。


 その笑みを見た俺は、さらに恐怖を感じて後退った。


 しかし、俺の背後には壁があり、これ以上下がることはできなかった。


「うふふ……どうしたの? そんなに怯えちゃって……可愛いわね」


 サキュバスはそう言って、俺の方へと近付いてきた。


「く、来るなぁ!」


 俺は、必死に叫んだ。


 だが、その声はサキュバスには届かず、彼女はどんどん俺に近付いてくる。


 そして、とうとうサキュバスは俺の目の前までやって来た。


「さぁ、それじゃあ、いただきます♡」


 サキュバスはそう言うと、俺に向かって手を伸ばした。


「い、嫌だぁぁぁ!!」


 俺は、無我夢中で腕を振り払った。


 すると、運良くサキュバスの胸の辺りに手が当たり、そのまま彼女の体を突き飛ばした。


 突き飛ばされたサキュバスは、バランスを崩して尻餅をつき、恨めしそうに俺を睨んでいた。


「ちょっとぉ! 何するのよ!?」


「す、すみません! つい……」


 俺が謝ると、サキュバスはムッとした表情を浮かべた。


「もう怒ったわ! こうなったら、力ずくであなたを私のものにしてやるんだから!」


 サキュバスはそう言うと、再び俺に迫ってきた。


「うわぁぁぁ!! もう勘弁してくれぇぇぇ!!」


 迫り来るサキュバスを前に、俺は泣き叫ぶことしかできない。


「ねぇ、そろそろ観念したらどう?」


「絶対に嫌です!」


「はぁ……強情なのね……でも、そんなところも素敵よ♡」


「ひぃぃぃ!!」


 その後、俺とサキュバスの追いかけっこはしばらく続いた。


 その結果、最終的に俺はサキュバスに捕まり、無理矢理唇を奪われた。


「んっ……♡」


 サキュバスの舌が、口の中に入ってくる。


 その瞬間、頭の中が真っ白になり、意識が遠のいていくのを感じた。


(あぁ……もうダメかも……)


 薄れゆく意識の中、最後に見た光景は、勝ち誇った笑みを浮かべるサキュバスの姿だった。


  *


「ん……んん……」


 目が覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。


「ここは……?」


 辺りを見回すと、隣に誰かが寝ていることに気付いた。


 恐る恐る布団を捲ると、そこには裸のサキュバスが寝ていた。


「え!? なんで、こいつがここに……? いや、それよりもなんで俺も裸なんだ……?」


 予想外の展開に混乱していると、不意に後ろから声をかけられた。


「あら、目が覚めたみたいね」


 振り返ると、そこにはあのサキュバスが立っていた。


「うわっ! びっくりした……」


「うふふ、そんなに驚かなくてもいいじゃない。別に、取って食ったりはしないわよ」


「そ、そうですか……」


 どうやら、今のところは危害を加えるつもりはないらしい。


 そのことに少し安心していると、突然サキュバスが抱きついてきた。


「ちょっ、急に何を……!」


「ねぇ、私のこと、好き?」


「はい?」


「だから、私のことが好きなのかって聞いてるのよ」


「いや、それは……」


 俺が口籠っていると、サキュバスはさらに強く抱きしめてきた。


「どうなの? 好きなの? それとも嫌いなの?」


「……好きです」


 俺は、消え入りそうな声で答えた。


 それを聞いたサキュバスは、嬉しそうに笑みを浮かべた。


「うふふ、嬉しい♡ 私も、あなたのこと大好きよ♡」


 そう言って、今度は頬にキスをしてきた。


 突然のことに驚いていると、今度は俺の耳元で囁いた。


「じゃあ、これからは恋人同士としてよろしくね♡」


 こうして、俺はこのサキュバスと付き合うことになったのだった。


 それからというもの、俺は毎日のようにサキュバスに搾り取られていた。


「ほら、早く出しなさい♡」


 今日も今日とて、俺はサキュバスに搾り取られている。


「うっ……出るっ!」


 ドピュッ! ビュルルルー! ビュー! 大量の精液が飛び出し、床や壁に飛び散った。


 それを見たサキュバスは、満足そうに微笑んだ。


「ふぅ……いっぱい出たわね♡」


 サキュバスはそう言って、床に落ちた白濁液を指で掬って舐めた。


 それを見て興奮した俺は、また股間を大きくしてしまった。


「あらあら、まだ足りないのね♡ いいわ、もっと搾り取ってあげる♡」


 そう言うと、サキュバスは再び俺のモノを咥えた。


 そして、激しく頭を上下させ始めた。


 ジュポッ! ズボッ! グポッ! ヌプッ!


「うぐっ……気持ち良すぎる……」


 あまりの快感に、思わず声が出てしまう。


 そんな俺を見て、サキュバスは妖艶な笑みを浮かべた。


「ふふっ、可愛い声出しちゃって……そんなに気持ちいいのかしら?」


 サキュバスの問いかけに、俺は素直に頷いた。


 すると、彼女はさらに動きを速めた。


 チュパッ! クチュッ! ブチュッ! グポォッ!


「ぐあっ……ダメだ……もう我慢できない……」


 限界を感じた俺は、サキュバスの頭を掴んで引き寄せた。


 それと同時に、一気に奥まで押し込んだ。ゴリュッ! という鈍い音がしたかと思うと、亀頭が何かにぶつかったような感覚があった。


 その瞬間、サキュバスはビクンッと大きく痙攣した。


 しかし、それでもなお動きを止めることはなかった。


 むしろ、さらに激しさを増していった。


「んぶっ……んんっ!」


 喉の奥を突かれるたびに苦しそうな声を上げるものの、決して口を離そうとはしない。それどころか、より深く咥え込もうとしていた。


(これはマズい……!)


 そう思った時にはすでに遅く、俺はそのまま射精してしまった。


 ドクッドクッ! ビュルルー!! 勢いよく飛び出した精液が、彼女の喉に直接流し込まれる。


 だが、それでもサキュバスは口を離さなかった。


 ゴキュッ! ゴクンッ! コクンッ! 喉を鳴らして飲み干していく度に、彼女のお腹が膨らんでいく。


 やがて、全ての精気を飲み干したサキュバスは、ようやく口を離した。


「ぷはぁ……♡」


 口の端から垂れている涎を拭いながら、恍惚とした表情を浮かべている。


 その表情はとても艶めかしく、見ているだけで興奮してしまうほどだった。


 俺が見惚れていると、不意に彼女が口を開いた。


「ねぇ、私のこと好き?」


「はい、好きです」


「どれくらい好き?」


「誰よりも愛しています」


 俺がそう答えると、彼女は満足げな表情を浮かべた。


「うふふ、ありがとう♡ 私も、あなたのことを愛してるわ♡」


 そう言って、再び唇を重ねてきた。


 最初は触れるだけの軽いキスだったが、次第に舌を絡め合う濃厚なものへと変わっていった。


 しばらくお互いの口内を堪能した後、ゆっくりと顔を離した。


「うふふ、美味しかったわ♡」


「それは良かったです」


 俺がそう返すと、彼女は再び抱き着いてきた。


 柔らかな胸の感触が伝わってくる。


「ねぇ、もう一回しない?」


 上目遣いでおねだりしてくる彼女に、俺は優しくキスをした。


 そして、彼女をベッドに押し倒した。


 その後、俺たちは一晩中愛し合ったのだった。

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