三浦るぴんのエッセイ集
三浦るぴん
銃で撃たれた僕の叫び
*
僕は銃が嫌いです。
特にオモチャの銃が嫌いです。
日本では本物の銃による傷害は、ほとんど起こらないと思いますが、それに比べてオモチャの銃による痛みは日常的に経験されるものだと思います。
特に小学校や中学校では、子どもたちが他人の痛みを楽しむことがあります。
僕自身も学校でオモチャの銃の銃弾の痛みを経験しました。
田舎のお祭りで買ったオモチャの銃で脚を撃たれましたが、弱い存在である僕は力のある人に屈するしかありませんでした。
また、僕の知っている人の中では、オモチャの銃の銃弾が目に当たり、視力が低下した人もいます。
しかし、その人を撃った人は罪の意識を持たず、軽い気持ちで語っていました。
あなたは銃で撃たれたことがないので、そんなことが言えるのでしょう。
もし僕があなたを撃ったら、その考えは変わるでしょう。
しかし、僕はあなたを撃つつもりはありませんし、オモチャの銃も持っていません。
だから僕にとって、本物の銃よりもオモチャの銃のほうが大嫌いなのです。
ただ、暗い話で終わらせるのはもったいないと思います。
僕が考えたことを少し書いていきます。
まず、気分を暗くする前に伝えなければいけないことがあると思いました。
僕はオモチャの銃で撃たれた経験がありますが、それは周りの人々がオモチャの銃の使い方を誤っていたためだと思います。
僕はサバゲーをしたいとは思いませんが、使い方を正しくすれば、サバゲーは肯定的に捉えられると思います。
最近、オモチャの銃を使った事件が起きていますが、子どもに向けて撃つという行為は理解できません。
しかし、純粋にサバゲーを楽しむためには、そういった事件のことを忘れて、楽しく遊びたいと思いますよね。
純粋な遊びとしてのサバゲーをしたいと思うのです。
ですから、僕が伝えたいことは、銃を向ける相手には必ず「守るもの」を装着していることが大前提です。
あるアニメキャラクターも言っていましたね。
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」と。
これは、まさに格言だと思います。
そして、僕が一番伝えたいことは、「面白半分で撃つのをやめて」ということです。
たとえ、その反応が面白いと思っても、相手が嫌がることや自分自身が嫌だと思うことをしないでください。
ですから、僕たちにできることは、他人に向けて銃を撃たないことを心に留めておくことです。
それさえ守ることができれば、「守るもの」を装着して安心して遊べます。
僕の文章で気分を暗くさせてしまった方々、本当に申し訳ありません。
僕は、このエッセイを書くことで、心の中の闇を少しでも取り除けたような気がします。
あなたには「気分を暗くさせてしまった」と思いますが、時には自分の心の中の毒を吐き出すことも必要なのかなと思います。
自己中心的かもしれませんが、それが僕の率直な気持ちです。
最後に、サバゲーを楽しんでいる皆さんに、素晴らしいサバゲーライフをお過ごしください。
僕は、あの痛みが忘れられないため、自分自身はサバゲーをする気になれませんが、純粋に楽しんでいる方々の感情を壊すことはしたくありません。
サバゲーを楽しんでいる方々の純粋な感情に対しては、妨害したくありません。
生半可な気持ちの奴にオモチャの銃で撃たれることだけは絶対に避けたいですけどね。
僕は一応、成人年齢を超えていると思いますが、もう絶対にオモチャの銃で撃たれることはないと思うけど、「守るもの」を装着していない人にオモチャの銃で撃つことだけは絶対に、やめてください。
オモチャの銃で撃たれた僕の叫びでした。
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