第100話 吸血幼女の記憶


 僕は吸血幼女に噛まれて血を吸われて気を失った時にこの子の記憶を見た


 そこは暗くジメジメしている空間だった、そのに一つの命が生まれた、その命生まれてすぐ5歳程度の姿をしていて、見た目が人間とほとんど変わらなかった。


 その生物が僕に噛みついた吸血幼女だった


 まず吸血幼女は自分の生まれた場所からすぐに外に向かっていった、そのはいろんなモンスターが生息していた、モンスターたちは人間がいると襲い殺そうとして来たが、モンスターたちはその姿と目を合わせた瞬間身体が動かなくなっていた


 生物の本能なのかぴくりとも動かないでいた、そして次の瞬間、吸血幼女はモンスターに向かって噛みついていた、噛み付かれたモンスターは一瞬何があったのかわからずにいたが、自分が喰われていると察した瞬間ものすごく反撃したが、もうその時には体内の体液を全部吸い切っていてモンスターは干からびていた。


 「不味い、でもお腹空いた、仕方がない!お前らを全員喰ったらおなかいっぱいになるかな?」


と吸血幼女はそう発言してから数秒で次のモンスターに襲いかかっていた、そしてそこには何十体のモンスターが体液を吸われて干からびていた。


 「不味い、全然お腹膨れない、もっと食べないと、お腹空いた」


と発言して吸血幼女はライハイトのない目をしてさまよっていた。


 襲ってくるモンスターを返り討ちにして、体液を吸いを繰り返しているうちにモンスターが襲ってくることがなくなった。


 それでもお腹を満たすために自分から襲いに行きモンスターの体液を啜っていたが流石に飽きてしまったらしく、しばらくはお腹を空かせながらウロウロとしていた。


 しばらくすると少し見覚えのある場所が近づいて来た、


 ミカエルさんたちの村が見えてきた、


そしてすぐに猪の血を啜っていた、


 「美味しい、血、美味しい」


と猪の血を飲んでいると、足跡が聞こえて来たがお腹が空いていたのもありそのまま血を飲んでいると腰を掴まれそのまま引き上げられた、人間は不思議そうに私を持ち上げていた、

そこから私と一緒に村長さんの家に行き僕に抱きついて、噛み付かれて時は身の危険を感じて近くにいた僕を襲い力をつけようとしていた

モンスターの生存本能で無意識に僕の血を吸い、リルたちに立ち向かおうとしていたが呆気なく敗北し、大人しくすることにした、


少し考えてみたのだが私がこの人間を襲わなかったらこんなことにはならなかったのではないかと考えてしまったが今となってはもう遅いのかもしれない。


そして人間が目を覚ましたのだった

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る